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Posted by ブクログ
中学くらいからずっと気になってたのに手に取れてなかった乙一さんワールドついに着手。
目が見えない女性と彼女の家に忍び込んだ殺人指名手配犯の男。
まず設定が面白くて、まさに暗闇の無音の家の中で声を潜めて一緒にいるような不思議な感覚になりながら本の世界に引き込まれる。
両者とも人生に希望もなく寂しさと絶望を抱えていて期待などしてないはずなのに、どこかで孤独から脱却する事を切望している、そんな他人の2人が一緒に暮らしていく様子はなぜかほっこりとする。
とにかく出てくる人みんな寂しくて温かくて、みんなが幸せになればいいのになぁって。
自分が思ってるより居場所はあるし、認められてるし必要とされてるんじゃないかなぁって。
最高の本
20年近く前に学校の図書室で夢中になって読んだ本。今読んでもとてもおもしろい。星の数ほど本を読んできたが、この時期のこの作者さんの本が人生で1番おもしろい。言葉にするのが難しい、空気の中にある緊張感だとか心の弱さだとかをこんなにきれいに書ける人は他にはいないと思う。
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小説・文芸
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