地球について、まだわかっていないこと

地球について、まだわかっていないこと

ビジネス・実用
1,430円 (税込)

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人類は、この地球上で快適に暮らすために、土地を拓き、海を埋め立て、建造物を築いてきました。その上で科学の力は欠かせないもので、気候や地震についてもかなりのことがわかってきました。しかしそれでも自然の圧倒的な力によって人々の営みが奪われることがあります。本書では、果たして私たちは地球について、今現在どこまで知っているのか、そして、どこまでまだわかっていないのかを整理していきます。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    ベレ出版
  • 掲載誌・レーベル
    :
    BERET SCIENCE
  • タイトル
    :
    地球について、まだわかっていないこと
  • タイトルID
    :
    215524
  • ページ数
    :
    271ページ
  • 電子版発売日
    :
    2013年08月02日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    99MB

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地球について、まだわかっていないこと のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     本書は,自分から読もうと思って手に入れたわけではなく,メルカリで買ったときに,欲しかった一冊(『「地球システム」を科学する』)とセットになって販売していて(しかも安かったので),手に入れたものです。
     出版社も『地球システム』と同じベレ出版。内容も,『地球システム』とかぶるところもあります。ただ,本書が言いたいことは「科学じゃ分かっていないこともまだあるよ」「人類は,それを踏まえた上で前進しないとね」というメッセージです。
     著者は,科学で分かったことを紹介している教科書ばかり読んでいることの欠点を指摘しています。

    (学校の教科書だけ読んでいると…)子供達は自然のことはもう解明できていると思ってしまうかもしれません。これは無批判な科学信仰につながります。でも逆にこれは,少しでも科学で説明できないことがあることがわかると,それだけで「科学不信」に裏返ってしまう可能性があるということです。あるいは表面的に科学を装う似非(疑似)科学(たとえばマイナスイオンとか)に簡単に魅了されてしまうという場合もあります。(本書「おわりに」p.269)

     著者は,第12章で,他の章の数倍のページ数を費やして「原発問題」について書いています。本書が発行されたのがちょうど2011年のあの事故のあとです。日本の原発ほど「絶対安全」という神話が(大量の税金を費やして)流布されたのを他に知りません。有名大学の科学者たちがよってたかって「日本(と限定するのがスゴイ)の原発は絶対安全」と言ってきたのです。そのあげくが,今の状態です。著者にとっても,この事故・事実は大きなものだったのだと思います。
     本書の発行から10年。今また,原発の安全神話がヒタヒタと広がっています。経済という名で,あるいは温暖化を防止するという名で…。似非科学は,いつどこからでもやってきます。
     「わからないことはわからないと言おう」とは,わたしの尊敬する板倉聖宣氏の言葉。わからないのにわかったふりをする優等生になってはいけません。次,なにかが起こったときには,もっと大きな被害が出ることでしょう。

     ちょうど,昨日,「泊原発差し止め」の判断が札幌地方裁判所で下されました。日本では「想定外のことが起きる(科学で分かったと思っていた以上のことが起きる)」。なにが起きるか分からないのですから,危険なものは扱わないのに限ります。でもこんなこと書くと,必ず反論されるんですよね。「じゃあ,お前は,車が事故を起こす危険な機械だからと言って車に乗らないのか!」ってね。あなたはこれに,どう反論します。それこそ,科学的な考え方をどう適用するのかというレベルの話ですよね。 

    0
    2022年06月01日

    Posted by ブクログ

    多くの書籍がわかったことをメインに書かれている中、
    この本は何がわかっていないことかを中心に書かれています。
    なので、一般向けの優しい地球科学の本ではありますが、
    入門編ではありません。

    章末には、その章で扱ったテーマの「わかっていないこと」が
    簡潔にまとめられていて、頭を整理するのに役立ちますね。

    学校の教科書はほとんどわかったことしか書かれていません。
    もちろんそれが最優先ではあるのでしょうが、
    過程をすっぽかして結果だけ書いたのでは科学ではありません。
    それに、科学万能思想に陥りがちです。
    もう未解決なことなどないと。
    それは自然に対する謙虚な心さえも失わせてしまいがちです。
    一方、わかっていないことばかりを書くと、
    科学不信に傾いてしまう恐れもあります。
    疑うことは大切ですが、むやみやたらでは困ります。
    バランスが大事ですね。

    後半は、地球温暖化や原子力、
    地球の人口問題へと話題が広がっています。
    学問を分野で区切って議論を狭めてしまうことはよくないですが、
    ちょっと外れてしまっているかな、という感も否めません。
    筆者の専門からも外れるでしょうし、
    主観も入らざるをえません。
    一般向けの書籍としては踏み込みすぎているかもしれません。
    地球科学の範疇である事柄もありますから、
    一概には否定できませんが。

    0
    2012年06月24日

    Posted by ブクログ

    人間がまだ理解できていないことはたくさんある。自然に対する謙虚さを失ってはいけない。
    そして、広い視野に立って物事を見る事の重要さを再認識させられた。

    本部長の推薦図書だけあって、面白かった!

    0
    2012年02月28日

    Posted by ブクログ

    地球について、科学的にわかっている事を具体的に説明する手法で、わからない事を明確に、明快に解説している、わかりやすい良い本だと思います。日本政府や原子力ムラが今までとってきた、わからないものは安全という、わけのわからない理論に対する、強烈な皮肉にもなっていると思います。
    面白かった節を幾つか抜き出すと、地震予知はできない、二酸化炭素の増加と温暖化の関係、石油の採掘可能年数
    、継続的な低線量被曝の影響、原発は地球温暖化防止に役立っているのか?、放射線廃棄物をどうするか?地球に定員はあるのか?などなど、かなり盛り沢山な入門書だと思います。麻布中学・高校の先生。なるほど。

    0
    2013年11月03日

    Posted by ブクログ

     著者は麻布中高の理科教諭。地球科学の話題を広く紹介。月の起源,海水の起源,生命の誕生と進化,大量絶滅,プレートテクトニクス,地震,気候変動などなど。
     それにしても第12章の「原子力の諸問題について」は異色。「地球について」からはだいぶ離れてるようだけど,一番熱っぽく語ってる。低線量被曝の影響とか,放射性廃棄物をどうすればよいか,原発のコストは?とか「まだわかっていないこと」をいろいろ挙げてる。
     まあ,人間と地球の関係を考えると,確かに原子力の話題は避けて通れない問題。続く第13章の「地球の定員について」では,太陽定数や耕地面積から地球が支えられる人口がどれほどか,大雑把に試算している。結論は結局よくわからないということになるんだけど。

    0
    2012年06月10日

地球について、まだわかっていないこと の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    ベレ出版
  • 掲載誌・レーベル
    :
    BERET SCIENCE
  • タイトル
    :
    地球について、まだわかっていないこと
  • タイトルID
    :
    215524
  • ページ数
    :
    271ページ
  • 電子版発売日
    :
    2013年08月02日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    99MB

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