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父親が遺した事件を解決するため、探偵となった高校生の甘栗晃。次なる依頼人は、「名古屋最凶の中学生」と恐れられた、元不良の徳永。彼から、袋小路で「消えた」恩師を探してほしいと頼まれた晃は……。
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Posted by ブクログ
探偵甘栗くん第2弾。 甘栗くん、 高校生とは思えない肝のすわりかた。彼の人柄がとてもいい。戦車徳永くんもいい。ストーリーは前回ほどの驚きはなかったものの、とてもおもしろくてさくさくあっという間に読み終えてしまった。
青春とハードボイルド。混ざらなそうな二つの要素がうまく混ざっていて一気に読んでしまいました。 表紙の絵とのギャップがまた良い味出しています。 男は多くを語らず。 かっこいいです。
唯一の肉親だった父を亡くし、望んでいないのに探偵事務所の後を継ぐハメになった高校生。 ハードボイルド小説を模しているだけにアクションシーンが非現実的ながら、それでも面白く読めるのは筆力か。一人称が私であるところも変に笑えました。 戦車君が助手になったらもっと楽しくなると思う。
甘栗くんシリーズ第2弾。 高校生探偵・新一、ならぬ、甘栗くんが頑張ります。 この子も背伸びをしているのでしょうか、「私」という一人称を使っています。 そこからも分かる通り(?)、とても真面目な子らしく、自炊もするし、予習もしたりします。 (今どきの高校生ってこんなに真面目なのでしょうか? 僕の時...続きを読むはそんなことはありませんでした。 ・・・もしかして僕が不真面目過ぎたのか・・・?) 物語は予定調和的にあっさりテーストですが、裏切られた事が2つありました。 一つは、クライマックスの物語運び。 そのグループが動きましたかぁ、という感じ。 二つめは、「あの人」の出演の仕方。 こっちはなぁ~・・・、って感じです。 (どんな感じかは2作とも読んでいただければわかります。と思う(寂寥感?)) しかし読後には清涼感が待っているので、次回作があれば是非読んでみたいです! ※シロノワールは一度試してみたい。僕も全部は無理だと思うけれど・・・。
想像以上にハードボイルド。前作より、もっと事件がダークな方向に向かっています。やくざも絡んでるし。 徳永くんが中学の頃、幅を利かせていたとは到底思えないほど、純粋。 名古屋ネタは相変わらず豊富。シロノワールが食べたくなりました。まだ、一回しか食べたことがない……。あと、放課のこと、他の地域ではど...続きを読むう呼んでいるのか知りたいです。
前作が面白かったので、引き続き購入。 前作より事件性が強い展開でこちらの方がもっと面白かった。甘すぎないクールな高校生・甘栗くんは、内に秘めているものは結構熱くてかっこよかったり、切なかったりで魅力的。そして、今回も名古屋の地名・食べ物満載。シロノワールが食べたくなります。
交通事故で唯一の肉親である父を喪い、天涯孤独となった甘栗は 父の探偵事務所と共に、父が最後にやり残した探偵の仕事を引き受けることになった 無事に依頼をこなせてホッとしたのもつかの間 平穏に日常を過ぎる彼の目の前に、戦車が立ちはだかった…… * 甘栗探偵2巻目 前巻もだけど、タイトルがとても素敵だ...続きを読むと思う 今回も甘栗が引き受ける探偵の依頼は「人探し」 持ち前の推理力・洞察力を発揮して、 トントンと手がかりを掴んでいく甘栗だったけど 事態はシロノワールほど甘くはなかった 依頼主の関係から幾度となくきな臭い雰囲気になり ちょっとハラハラした しかし、甘栗のクールで大人びた様子はなんだか見ていて安心感を覚える けれど彼だってまだまだ、単なる高校生なのだと ラスト付近を読んでいて思い知らされた 徳永に想像以上に癒されたw あと少しだけネタバレだけど 甘栗に対してされてた脅迫文 途中一瞬、三ヶ日だと思った←
太田さん2冊目だが、これは面白い…!ライトノベルの軽さなのだが、そこに軽ハードボイルド(冒険小説)の要素が加わり、また雰囲気が太田さん特有のハードボイルドさを壊さずに、それが決してライトノベルへと貶めないのが絶妙だ。 ただそのこだわりのせいで達観しているとはいえ普通の高校生の一人称が「私」という一般...続きを読む的なハードボイルドの世界観を踏襲しているのが少し鼻についた。(<と思ったら一冊目の方にそこらへんのことが言及されていた(追記2012.4.18)ご都合主義というか、作り物めいているのも気になったが、まあ面白いから許してしまえるのだ。 「金貨とエルム」が置いていなかったためこの「甘栗」シリーズ2冊目の「戦車とシロノワール」から読んだが、もう絶対「金貨」も買わなきゃいけないくらい面白い。
甘栗くんの探偵ぶりと天邪鬼ぶりが増してて良かったような。 でも意外と当たって砕けろ派なのが少し残念なような、面白かったような。 命がいくらあっても足りなさそう、とは思いました。笑
甘栗シリーズの続き。 そう言えばハードボイルド探偵なんだったなあとか、 前の話を思い出しつつ読んだり。 ハードボイルドは若干苦手な感じだったんだけど、 原尞と太田忠司は読んでいても鼻につかないので良い感じ。 結構久々に太田忠司読んだんだけど、 やっぱり、この人の作品とても好きです。
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甘栗と戦車とシロノワール
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太田忠司
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