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Posted by ブクログ
いやぁ、映画って本当にいいもんですね。
大好きな映画作品のこと、ままならない人生や家族が少しずつ立ち直っていくこと…序盤からかなり泣かされ、終盤もかなり泣き、片桐はいりさんの解説にもほろりとさせられた素晴らしい作品だった。
私は決して映画人と名乗るほどたくさんの映画は観ていないけれど、物語のキーとなる『ニュー・シネマ・パラダイス』や『フィールド・オブ・ドリームズ』は大好きな名作。ゴウちゃんの感想に頷いたり、ローズ・バッドの反論になるほどと思わされたり、とても楽しくブログ『キネマの神様』を読ませてもらった。
物語を最後まで読んで、表紙に小さく書いてあった副題に初めて気付き、また泣いた。
実はこの本、もう何年も前に買って積読していたものだったが、今、主人公の歩と近い年齢になって読んだことで感情移入しやすく、読むべきタイミングで読むべき作品を読むことができたなと思えて嬉しかった。
素晴らしい1冊に出会うことができて良かったです。
Posted by ブクログ
ゴウちゃんとローズ・バッドの友情に、最後の方は涙が止まらなかった。ゴウちゃんの人柄が現れているまっすぐな文面、心に響くよなあ。ばるたん君が最初に惹かれたのも、よくわかる。
個人的に好きなのは清音ちゃん。
歩が退職のデスク整理をしている時、ある報告書を見つけ、「いや。ください。お願い。だってこれ、歩さんの本心でしょう」と見抜き、シュレッターにかけさせまいと、『書類を全身で抱きしめた』。この描写に、人の想いを敏感に嗅ぎ取り、粗末に扱わず、丁寧に大事に包み込む。そんな彼女の人柄が出ているなと感じた。
国も言葉も違うゴウちゃんとローズ・バッドが、ブログを通してかけがえのない友情を育めたのも、翻訳をしてくれた清音ちゃんの存在があってこそだなと思う。
冒頭に『幕開けとともに一瞬にして観るものを別世界へ連れ出してしまう。名画とはそういうものではないか。』という一節がある。これは小説にも当てはまるなと思っていて、原田マハさんの小説はまさに読者を一瞬でその世界に引き込んでしまう魅力がある。
Posted by ブクログ
私のとっておきの一冊は、原田マハさんの『キネマの神様』です。
原田マハさんの作品は『本日は、お日柄もよく』に続いてまだ2作目ですが、この作品でも何度も感動の波が押し寄せ、涙なしでは読めませんでした。読後は、しばらく放心状態になるほどの余韻が残りました。
登場人物は現実には私の周りにはいなさそうな人たちなのに、不思議と身近に感じられ、「どうか皆が幸せになってほしい」と願いながらページをめくりました。その願いが叶った時には、物語の結末だけでなく、自分の心まで救われたような気持ちになりました。
本を閉じた後、「なぜこれまで原田マハさんの作品を読んでこなかったのだろう」と本気で悔やみました。一冊の本との出会いが、これから読みたい作家との新たな出会いにもつながった、私にとって忘れられない特別な一冊です。
Posted by ブクログ
────── けれど私は、いま、大スクリーンになど一生名前が現れないような、多くの名もない映画愛好者たちが集まる、この「キネマの神様」こそが、最良のスクリーンだと思っている。名もなき小さな平和が、このスクリーンをいつまでも満たしてくれることを、ただ、願っている。
君に神のご加護を。 ローズ・バッド
今年は原田マハさんの作品をたくさん読んでみようと思い最初に選んだのがこの作品でした。
簡潔に言うと、最高の作品でした
私自身、小説を読んで泣くことはほとんどないのですが、思わず電車で読みながら人前で泣いてしまうところでした…。それくらい感情を揺さぶられる魅力的な1冊です。
登場人物1人1人の魅力もあり、それが合わさって大いなる人間のあたたかさにふれることができました。
何か心から好きと思えるものがあることがどんなに幸せなことか、そして大切なことか…
たくさんの人と人の繋がりが感動をもたらします。
そして、映画の神様が起こす奇跡の物語りです。
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