中国の大盗賊・完全版

中国の大盗賊・完全版

1,045円 (税込)

5pt

秘かに待望されてきた幻の完全版ついに刊行。名著のほまれ高い『中国の大盗賊』で割愛されていた150枚を完全収録。陳勝や高祖から毛沢東まで、縦横無尽に活躍する「盗賊」の姿を活写する中国史の決定版! (講談社現代新書)

...続きを読む

中国の大盗賊・完全版 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    あるブログで紹介されていたので購入。

    「大盗賊」というインパクトあるタイトル。
    朱元璋、李自成、洪秀全、毛沢東、名前は見たことあっても、実は何やった人か知らない部分だったのでおもしろかった。
    割と固い内容だと思うけども、文章が親しみやすくて読みやすかった印象。

    作者の方、最近亡くなられたようで、

    0
    2021年05月02日

    Posted by ブクログ

    マルクスの考えた革命というのは、資本主義が高度発達した国で、大きな企業がたくさんでき、そこで働く大量の産業労働者が生まれ、それが組織されて、資本家の権力を倒しみずからの権力を打ち立てる、というものである。革命が行われるのはもちろん、大企業・大工場の集まる大都市である。

    これと毛沢東の革命とは、どこ

    0
    2021年04月11日

    Posted by ブクログ

    中国にはコソ泥はいないらしい。いるのは群れをなして襲ってくる盗賊。
    広大な中国の国土に、耕作に適した土地はそう広くはないのだそうだ。
    だから、農村に人が余る。仕事のない人があふれる。
    そうするとどうなるか。
    気が弱い人たちは乞食になり(こちらも集団)、血の気の多いのは盗賊になる。
    だから、いつの時代

    0
    2019年01月08日

    Posted by ブクログ

    目から鱗が落ちる
    それも 何枚も
    ときには
    「あっ そうだったのだ!」
    と つい声に出てしまう

    高島俊男さんの
    中国モノを手に取るたびに
    つくづく思ってしまうことです

    ずいぶん前に
    「中国の大盗賊」(1989年発行版)
    を 読んでいた記憶がかすかに残っていて
    その時に
    「あとがき」に(本書では)

    0
    2018年11月13日

    Posted by ブクログ

    これまで中国の歴史に対して、思っていたことを高橋先生が見事に整理してくれたという印象。

    先生の中国に対する見方は、全く同感です。特に毛沢東や周恩来に対する評価は実に的確。

    中国支配層は、秦に始まり、北朝諸国・隋・唐・元・清など、ずっと異民族に支配され、異民族を同化してきた歴史なので、もし日本の大

    0
    2016年06月29日

    Posted by ブクログ

    どの盗賊も盗賊皇帝も面白い。劉邦、朱元璋の天下取り。中でも毛沢東が一番メチャクチャやっている。インテリで盗賊で好戦的で、国民だったら迷惑すぎる。

    0
    2016年01月26日

    Posted by ブクログ

    中国の歴代王朝の発生起源は盗賊に遡る。王朝の創始皇帝の劉備や朱元璋、なりそこなった李自成、洪秀全等の盗賊人生が簡潔に述べられている。
    一口に盗賊と言っても日本とは同じ常識で量れない。兵士も盗賊に近い種類であることや、劉邦が若いころしていた吏といわれる末端役人までほとんどやくざ者であるところなど説明が

    0
    2014年10月19日

    Posted by ブクログ

    中国における社会主義革命の本質がわかる、目からウロコの一冊。もちろん高島先生の著作なので読物としてたいへん面白い。

    0
    2012年05月06日

    Posted by ブクログ

    これ、すごく面白い本です。

    タイトルにある「大盗賊」とは単なる泥棒のことではなく、もう大物中の大物で、皇帝にまで成り上がった人、あと少しで皇帝だったけど惜しくも戦いに敗れた人、革命を成功させた人という、そういうレベルの「大盗賊」です。

    こんな中国史のヒーローをしれっと盗賊呼ばわりしてしまう、そん

    0
    2011年03月13日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    昔、中国に「盗賊」というものがいた。
    いつでもいたし、どこにでもいた。
    日本のどろぼうとはちょっとちがう。
    中国の「盗賊」はかならず集団である。
    これが力をたのんで村や町を襲い、食料や金や女を奪う。
    へんぴな田舎のほうでコソコソやっているようなのは、めんどうだから当局もほうっておく。

    0
    2010年12月13日

中国の大盗賊・完全版 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社現代新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

高島俊男 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す