ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
教科書ではわからない古代中国の実像とは? 夏王朝と二里頭文化を同一視してはならない! 春秋時代、覇者は何人いたのか。焚書坑儒の真実とは? 新石器時代から赤壁の戦いに至る古代中国の虚像を剥ぐ。(講談社現代新書)
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
中国史が好きな人で、もうすこし突っ込んで歴史を知りたい人にはオススメ 史記、戦国策、三国志などを学術的に突っ込んで考察 ひとつ、ひとつを論理的に推測して前後関係から矛盾を指摘 なるほど、歴史書は、こうやって検証するのかと、とても興味深かった。
面白かった、けど論理が飛躍してるように思えてならなかった…著者は他にも色々な資料を手元に置いて分析してるんだろうけど、もうちょっとページ増やして説明して欲しいという所が結構あった。 ・歴史は勝者が作る。都合のいいように作る。 ・「三国志」は歴史的価値があるけど、「三国志演義」は小説なので歴史資料とし...続きを読むてはそんなに信憑性がない。面白さ重視。 ・イメージアップのために、豪族とのコネで出世した人も、貧乏という設定にされている場合があった。 ・始皇帝以前にほぼ秦の中国統一は確立されていた。 ・「孫子」という書物が先にあって、孫子という人物が作られた可能性が高い。 ・「酒池肉林」などの言葉を生んだ、中国古代の故事には矛盾があり、実在は疑わしい。
史実をもとに、古代中国の歴史の矛盾点を突いていく、というスタイルで記述されている。 著者の論は確かに正しい部分もあるが、それと同時に著者の主観による「決めつけ」も多く感じた。
古書店にて購入。四千年の歴史を誇る中国の先史時代~三国時代の虚像を暴く、謂わば古代中国の暴露本である。こう書くと下世話な感じがする上、言葉の誤用なんかを嬉々として指摘したがるクチと大差ない気がしないでもないが、取り敢えず知っておいて損はない。最新の学説が定説を覆すのは、とかく時間がかかるようだし。た...続きを読むだ、「こんな記述が後世に残るはずがない」っていう極めて主観的な理由だけで信憑性を疑いまくる辺り、まあ新書の限界ではあるかな。
夏王朝は無かった! ショッキングな実像。 ただ史書で2人っきりの会話でこれ誰が知ってるんだよみたいなことを仰っておりました。その観点でいえば司馬遷の功績は塵になってしまいますが…
[ 内容 ] 最新研究でわかった4000年前の歴史! 「夏王朝」の真実、作られた「酒池肉林」、始皇帝伝説の誤謬、「赤壁の戦い」の真相。 [ 目次 ] 中国には多様な新石器文化があった 「夏王朝」はなかった 政治手段としての甲骨占卜 紂王は酒池肉林をしなかった 「共和」の時代は共和制ではなかった 『...続きを読む春秋左氏伝』の虚実 覇者は何人か 戦国時代のはじまり 『孫子』は孫子が作っていない 『論語』の理想論 中国の統一は始皇帝の力ではなかった 泰王堂のスキャンダルの真相 作られた始皇帝伝説 泰末の反乱と説話 楚漢戦争と項羽の伝説 三国志の英雄たちと赤壁の戦い [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
古代中国に関する教科書にのっている話は古くて真実とは違うことを話している本 なぜかというと教科書というのは所詮は試験用のテキストにすぎないことと、中国の最近まではお金の問題で歴史への研究が活発ではなかったことがある。 代表的な話で、黄河文明でよくいわれるが、実は長江からも同じく文明があること。 まあ...続きを読む、歴史は自分の国の歴史は詳しくでも他国の歴史には無関心であることはよくある話ではある。 頭にのこているものだけピックアップすると ・占いは政権をもっている人のために結果を変えていた。 ・夏王朝は実は存在しない。 ・酒池肉林としられる人物はじつは政治ですごく忙しかった(ので、そんなことを行えるはずがない。) ・作られた伝説や面談(その時の政権を握っている人のための作り話) などがある。
説得力が弱いよね。 なんというか著者の主観で押し通している部分もあって納得できない部分が結構あった。
古代中国の歴史書に書かれ、故事成語のもとにもなっている出来事に学問的な視点からツッコミを入れていく。 確かに、誰と誰が密談したとか資料に残っている訳ないから、後に作られた歴史書のそういう場面は殆ど創作と考えた方が良いわけで…。 ロマンはないが、三国志を番外編ではなくもっとガッツリ扱ってくれれば、もっ...続きを読むと読み応えがあったかも。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
古代中国の虚像と実像
新刊情報をお知らせします。
落合淳思
フォロー機能について
「講談社現代新書」の最新刊一覧へ
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
殷 ―中国史最古の王朝
漢字の構造 古代中国の社会と文化
漢字の字形 甲骨文字から篆書、楷書へ
漢字はこうして始まった 族徽【ぞくき】の世界
甲骨文字の読み方
試し読み
古代中国 説話と真相
部首の誕生 漢字がうつす古代中国
「落合淳思」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲古代中国の虚像と実像 ページトップヘ