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Posted by ブクログ
講談社のPR誌「本」に連載したコラムを1冊の本にまとめたもの。
著者の専門である日本政治思想史に絡めながら、日本の近代化という視点から鉄道を視る。
日本人の時間意識と時刻表や「ひかり」や「のぞみ」のルーツなどちょっとした鉄道小話が満載で、知れば知るほど鉄道に乗りたくなってしまう。
本書の記述に関して事実関係云々と言う方がおられるかもしれないが、この本が言わんとすることを考えればそれは訂正すればいい話であり、そうでなければ、この本の読み方として非常につまらないものとなってしまうであろう。
鉄道ファンというよりは鉄道に少しでも興味のある人にオススメしたい本である。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
ひとびとを運び、歴史を動かしてきた鉄道。
日本の近現代の歩みと地域差、日本人の時間意識まで―鉄道の見方が変わる珠玉の全76話。
[ 目次 ]
序章 思索の源泉としての鉄道
第1章 天皇と鉄道
第2章 鉄道をめぐる人物論
第3章 急行・特急・通勤快速
第4章 歴史の駆動車としての鉄道
第5章 私の鉄道体験記
第6章 駅・駅の名・駅のそば
第7章 風俗と風景
第8章 鉄道比較文化論
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
● マニアたちよ。カメラをもって「最後の勇姿」を撮りに沿線に群がるだけでは、あまりに情けないではないか。本当に「あさかぜ」を愛しているなら、廃止せずに済んだはずの名列車を廃止させた当事者に、連帯して抗議の表明をするべきである。
● しかし南海だけは、JRと同じ狭軌なので、この統合に加わることはできない。空港線のりんくうタウン−関西空港間のように、他の私鉄や地下鉄ではなく、JRと同じ線路を走る区間もある。「薩長同盟」の成立を機に、関西の鉄道は阪神、阪急を中心とする「倒幕派」と、JR、南海を中心とする「幕府」ないし「佐幕派」の二大勢力に分かれると予測するのはうがち過ぎだろうか。
Posted by ブクログ
日本や海外(特に韓国)の路線に関する歴史的うんちく話や、筆者自身の体験を綴ったエッセー風の読み物がまとまった本。もとは何かの雑誌の連載らしい。おれは鉄道は好きだけど、別にファンというわけでもなく、知っている路線や駅についての話はものすごく楽しめるが、それ以外の部分は正直ピンとこなかったりする部分もある。また、この本に限ったことでもないが、雑誌の短い連載モノをいくつも続けて読むのは息が続かず、どうも疲れてしまう。個人的にはよく利用していた阪急の歴史や、東京の中央線や綾瀬〜北千住間の話、また列車で旅したことのある北海道の路線の話など、とても面白い。また、天皇の御召列車や、戦時中の鉄道、ヒトラーとムッソリーニ、韓国の鉄道に関する話など、興味深い話がいくつもあった。(2007/09/17)
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