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Posted by ブクログ
最近よく聞くコーチングについて
コーチングとは問題を抱えている相手に対して、答えを示すのではなく、それを相手に気づかせてあげる手助けをすることだ。
これによって問題を抱えた人は自ら問題を解決することができるだけだなく、やる気まであげることもできる。(答えを押し付けられるのは、不満だけでなく、やる気まで損なう可能性がある。)
しかし、実際の現場ではコーチングの重要性に気づいていながら、コーチングになっていないことが多々あるらしい。
うまくコーチングするための注意点やこつなどが以下(当たり前のことだが、実践となると難しい)
黙って相手の話を聞く(目をみて)
ペーシング
ミラーリング
フィードバック
BUTからANDへ
バックトラッキング
自分自身、塾で一浪生を教えているが、モチベーションをあげることがいかに大切であるか実感する。
講師である以上、教えること(teach)をする必要があるが、それ以上にコーチングによってやる気をあげると、生徒は非常によくがんばる。ただ、単に勉強しろ、いい大学に入れと言っても、そんなことでは勉強はしない。
僕の生徒も僕のコーチング(もどき?)によって自分の行きたい大学を強く意識して勉強するようになった。その意思を聞いたとき非常にうれしい気持ちになった。
やる気をあげるというのは仕事だけでなく、教育においても非常に重要であると強く感じる。
Posted by ブクログ
コーチングの技術の1つ1つは、おそらく何かしらの研修や本で聞いたことのあるものだと思います。
例えば、相手の心を開くラポールの技術としてのミラーリング、あるいは傾聴、質問、フィードバックの技術などです。
各要素の重要性について、聞いたその場では納得しつつも、コーチングの技術と言えるまで身につけられてはいない。そういう状態だったので読んでみました。
コーチングは先に挙げた技術だけではなくて、コーチングが発揮される環境を整える必要があるとされています。
それは例えば、上司が適切に振る舞い、部下がそれを受け止めないといけない。いくら上司が巧みな言葉を使っても、それだけでは何にもならないということです。
「相手を『できる存在』と捉えている人は、部下の話を聞き、相手のやる気を引き出すための魔法の言葉を使い、相手の自発的な行動を待ちます。すると部下は、本来の力を発揮するようになります。逆に相手を『できない存在』と捉える人は、相手に何かを教えるために説教をし、説得をします。そうなると、受身の部下が自ら気づくことはほとんどなくなります。」(p.31)
「どんなに『人間はできる存在である』『よい仕事をしたいと望んでいる』と頭で理解しても、これまで身につけてきた考え方ややり方と、異なる振る舞いをするためには、かなり意識して取り組む必要があります。それには『忍耐』と『柔軟性』が欠かせません。望んでいることが起こるまで待つ忍耐と、そのためには何でも試みようという柔軟性です。この2つを合わせて『コミットメント』とここでは表現しましょう。(p.32)
往々にして実際に忍耐するのは難しいものです。
それは、継続的なコーチングの成果が出るまでの忍耐についてもそうですし、対話の場面でもそうです。
例えば、部下が記憶をたどるのをゆっくり待つこと(p.108)、なんとなく気まずい雰囲気になるのが嫌でも、先に話さず沈黙し、相手がそれに耐えかねて話し出すのを待つこと(p.112)など。
本書はこうした具体的な1対1の場面における会話例も豊富でした。
ついやってしまいがちな失敗事例も多く掲載され、多くの気づきがありました。
読書をしていたのに、あたかもコーチングを受けたような気がしました。
余談ですが、コーチングの技術は、物語の技法としても使われることがあると気づきました。
本書を読んだ後、ある異世界転生・領地経営ものの漫画を読み返したのですが、その中で、自分に自信を持てないキャラクター(脇役)が、能力を開花させるシーンがありました。
感動的な成長物語だったのですが、その際、主人公は、その脇役を『できる存在』と捉え、幾つかの質問をしながら、時間をかけてコミュニケーションしていました。
その話し方は、おおよそ本書で取り上げたコーチングの技術として説明できるものです。
また、本書を読む前にその漫画を読んだときは、主人公の人格的な善性に感動させられていると感じていました。
つまり、コーチングは環境整備を含めた技術であるにもかかわらず、それを知らない者には人格的な善性と認識されるわけです。
この非対称性を自覚できているかで、物語の受け止めが変わってきます。
本書の意図するところではありませんが、大きな学びを得ることができました。
Posted by ブクログ
相手の中の眠っている能力を引き出し、それを高めていくこと。
それがコーチング。
潜在的な知識やスキルを引き出し、それを知恵に高め、結果に結びつけていく。
やり方を教えるのではなく、自ら学べるように援助する。
ラポールの構築→会話への導入→現状確認→問題課題の特定→望ましい状態をイメージする→解決法の検討→課題を解決するためのプラン作成→プランの確認→力づけ→フォローの約束
ラポールの技術(相手の心を開く)
ミラーリング・・・相手と動きを合わせる、視線をあわせる、目線の高さをあわせる
ペーシング・・・話し方の速度、リズム、抑揚をあわせる、声の大きさを合わせる
聞く技術
聞き耳(自分の観念)を通さない
バックトラッキング・・・相手の話の中からキーワードを見つけ繰り返す
BUTからANDへ・・・否定せずに一旦受け止めてから自分の意見を言う
相手に質問をする・・・yesかno以外で答えられる質問
もし・・・だったらどう
ゆっくり記憶をたどるのを待つ
質問者自身が本音を語る
疑問詞を使う
全般的なコーチングの技術について具体的なやり方を例に出して述べています。
そういう場面に出くわしたときに使える技術と思います。
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