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結婚式直前に突然婚約を解消されてしまった明日羽(あすわ)。失意のどん底にいる彼女に、叔母のロッカさんが提案したのは“ドリフターズ・リスト(やりたいことリスト)”の作成だった。自分はこれまで悔いなく過ごしてきたか。相手の意見やその場の空気に流れていなかっただろうか。自分の心を見つめ直すことで明日羽は少しずつ成長してゆく。自らの気持ちに正直に生きたいと願う全ての人々におくる感動の物語。
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Posted by ブクログ
ちょうど失恋したばかりだったので、ピッタリの本でした。 特別なことではないけど、自分の足でたって生きる実感を得ることが心の平穏なのかもしれない。 少しずつでいいんじゃない?と励まされた気がしました。
雑誌Oggiで宇垣美里さんがオススメしてたので読んでみた。仕事もプライベートも順風満帆ではないミドサーとしては、心がじんわり暖かくなる大変な良作。 婚約破棄された失意の中のあすわが、やりたいことリストを書いたり消したり繰り返す中で、頑張らない日常の中に大切なものがあると気付く。 わかる、とっても...続きを読むわかる…とってもリアル…! やりたいことが他人と比べて薄っぺらいと感じたり(豆)、これだと思って勢いよく飛び込んだのに全然違ったり(料理教室)、せっかくリストを元にして頑張って暮らしてるのに「リストなんて不要」という言葉に動揺したり… こういうこと、、本当によくある!!! そうした経験を通して、他人に否定されたリストの意味を自分なりに見出したり、無理に頑張らなくていいと自分を認められたり、あすわはちゃんと成長してる。 私が選ぶもので私は作られる。 読みやすいのも高ポイント◎
日曜日の朝に段ボールから出して、その日の夜に読み終わった。火曜日に何か本をプレゼントしたかったので。良い人に囲まれてた人が自分の周りに良い人がいっぱいいることに気付くお話。、
ちょうど失恋したタイミングで読んだ(あすわほどではないけど…)ので、あすわの気持ちに共感しながら読めました。 特技がない、自分を他と比較してしまうところが特に共感した。ただ、結局等身大の自分を受け入れて、前に進もうと思えた。 落ち込んでいるあすわは自己評価が低かったけど、すごく頑張ってるよと言ってあ...続きを読むげたかった。 ドリフターズリスト、素敵だなと思った。 毎日を丁寧に、美味しく生きたい、前向きになれる一冊でした。 あすわ以外の登場人物も素敵な人だった。ロッカさん、京、桜井さん、郁さん目線で同じ話書いてほしいな~とも思いました。
傷ついた人が、少しずつ少しずつ心を治していくお話。 人と出会って、話して、考えて、ごはんを食べて、 そうやって日々を生きて「自分」を探していくのが気持ちよかった。一つひとつ丁寧にこなしてれば、時間が解決してくれることってあるよね 立ち止まれないから、少しずつでいいから進まないといけない 心の底か...続きを読むら打ちのめされて絶望に落ちたとき、ひとりぼっちはきつすぎて誰かに頼りたくなるけど、 そんなことしないで1人で向き合って立ち直っていく主人公がカッコ良すぎた
匿名
人生の暗い時期からまた次のある時期へと移行していくその時期にどんなことをして何を指針に生きていくのか。この小説の中では特に大きなことは起こりません(婚約破棄以外には)。自分自身と向き合って何かをできるだけ素直な気持ちで選んでいくその過程を通じて、自分自身が回復していく。そしてその選んだものって意外と...続きを読む自分自身に根ざしていて実は自分の周りにすでに転がっている何かだったりするので、その何かに気付いてあげることが大切なんだろう。
あすわがいかにもヒロイン!!というような、仰々しく波乱万丈の日々を送っていないところがいい。 自分にとって一切れのパンになるドリフターズリストを作りたいと思った。 物語を読み終わったあとの解説がいい。 そしてブックカバーを外してから表紙を見て思い出すタイトルもいい。 ━━━━━━━━━━━━━━━...続きを読む━━━━ 結婚式直前に突然婚約を解消されてしまった明日羽。失意のどん底にいる彼女に、叔母のロッカさんが提案したのは“ドリフターズ(やりたいこと)・リスト”の作成だった。自分はこれまで悔いなく過ごしてきたか。相手の意見やその場の空気に流されていなかっただろうか。自分の心を見つめ直すことで明日羽は少しずつ成長してゆく。自らの気持ちに正直に生きたいと願う全ての人々におくる感動の物語。
六花さん
六花さんがとてもいいキャラで、癒されました。自分の近くにいて欲しい存在。多くは語らず、でもそばで背中を押してくれる存在でした。 とてもほっこりする小説でした!
結婚直前に婚約解消された「あすわ」は、気力を失っていたが、 叔母のロッカさんの提案により、徐々に気力を取り戻していく。 タイトルの太陽のパスタと豆のスープに関しては、 読んだ人だけがわかる、キーワードなので触れませんが、 叔母が何かと姪のところに現れるというのは、ありがた迷惑な気がしてしまう 場面...続きを読むもあったりなかったり。 物語的に、男女問わずで楽しめるかなと思う内容ではありますが、 主人公の「あすわ」に係る人たちの寄り添い方が救いとなって成長する ところは女性には良い刺激になるのではと思います。 主人公と叔母の名前を漢字にしていないのは、漢字じゃないわけではなく、 あえてのことなので、読んだら分かるということにしておきます。
婚約者から、結婚直前で突然婚約を解消された 主人公のあすわ(明日羽)傷心の彼女に 叔母のロッカさんはドリフターズリスト(やりたいことリスト)の作成を提案する。 ロッカさんの能天気ぶりに、腹が立つやら あきれるやら‥でもきっと、この人には 何を言っても通じない。 ドリフターズリストを悩みながら書いて ...続きを読む無理にでも達成しようとするあすわだが、 ドリフターズリストは「不可能リスト」と、 エスティシャンの桜井さんに教えられる。 リストは反面教師で自分にできないことを 挙げるらしい。本当に大事なこと、どうしても 守りたいものは口に出したり紙に書いたりしない ほうがいいと言われて、愕然とするあすわ。 会社の同僚の郁ちゃんが青空マーケットで豆を 売っていることを知り、豆に興味を持ち始める あすわ。婚約破棄された直後は、綺麗になって 元婚約者を見返してやる!と思い詰めていた あすわだが、いつの間にかそんなことよりも 興味があることが見つかった。 ロッカさんや両親のこと、兄のこと、勤めている 会社や同僚の郁ちゃん、山吹さん、幼なじみの 京ちゃん。周りにいる人の気付かなかった色々な ことが見えるようになってきた。 豆を通して、同僚の郁ちゃんと青空マーケットで 繋がり、自分の仕事をちゃんと見てくれていた人がプロジェクトチームの参加の推薦もしてくれた。 「頭がカチカチのときって考えも凝り固まってるから、新しいものを取り入れるのがむずかしいの」と、京ちゃんの言葉。その通りかもしれない。 無理しなくていい。情けなくていい。 普段の生活を大事にして、 いとおしいと思える自分になっていく (リストはポケットに入れて時々見るだけでいい) ぐちぐちと何度も悩む主人公に共感する。 この本が「太陽のパスタ、豆のスープ」という タイトルなので、おいしそうな料理が出てくる 本かと思って読んでみたら、自分の生き方を 見つめ直し、背中を押してくれるような そんな本だった。 婚約者の譲さんて、一体どんな人だったのだろう。存在感が薄すぎて、あすわは本当にこの人のことが好きだったのだろうかと疑問。
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太陽のパスタ、豆のスープ
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宮下奈都
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