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会社を辞め、東南アジアへ。セメント像が並ぶ庭、顔だらけの遺跡、仏像の迷路、ミニチュア人形が載った盆栽など、奇奇怪怪なものが次々現れる。脱力の旅なのに危険も多発する爆笑エッセイ。
Posted by ブクログ
記念すべき会社退職後独り立ち作品。デビュー作が強烈過ぎたためか、本作の文章は「守り」に入った感があった。しかし、旅行先は不思議ワールドが広がる東南アジア。ミャンマーのオカマは勘弁してもらいたいが、その他の寺院には行ってみたい。真理はあとがきにあった。「我々は現実の自分の旅が、どこかで見、聞いた旅の追...続きを読む体験にどうしてもなってしまうジレンマの中にいるのである。」
タマキング氏の東南アジア旅行記。 このワールドにハマりつつあり。 いやはや、期待を外さないなぁー。 写真もまたグー。
ついに会社を辞めて東南アジアへ。 変なセメント像だったり、盆景だったり、 迷路だったり、オカマ祭りだったり…。 旅をするにつれどんどん変な物に引き込まれていく作者。 そして導き出した答えは…… 宗教は遊園地。 もはや旅行エッセイなのか何なのか。 相変わらずの宮田節が端から端まで炸裂する ...続きを読む電車の中では決して読んではいけない宮田氏の爆笑旅行記。
昔、この本を買ってすっごくお気に入りだったのに、無くしてしまった・・ と思っていたら、書店で文庫板を発見! マイナーな作家なのかと思ってましたが、結構いろんな本が文庫化され ていてびっくり! 全部買いたい! やっぱり、タマキングのロウなテンション、物事の見方、旅の仕方、写 真、ヘンテコなモノ好きなと...続きを読むころ、ツボだーーーーー(^▽^)/ 「宗教は遊園地である」 この本を見てから、寺などへ行った時には、ヘンテコな銅像探しに必死 になるクセがついてしまった・・・・・
この文体クセになりそう。 東南アジアは不思議なものがいっぱいなんだ。 いつかこんな感じで旅に行ってみたい。
細かい地名とか寺の名前とか、よくわからんけど、ちょくちょく飛び出すたまきんぐの面白い言い回しに何度爆笑したことか
ふざけすぎてておもしろい。これは本当のことなのか冗談なのか判別がつかない箇所がちらほら、なんてものではなくたくさんあります。旅先もガイドブックに載っているのか怪しいマイナーなところへ行って、これまた怪しげでマイナーなものを見たり、オカマと戯れたり・・・。バンコク-マレーシア間を陸路で移動するとあった...続きを読むので、マレー鉄道に乗った経験がある僕としては非常に楽しみにしていたのですが、その記述はなく、バンコク、マレーシアは都会だということで、そこでの滞在の記述もほぼないに等しかったのでそこが唯一残念なところでした(苦笑)。個人的にツボったのはミャンマー編ですかね。ミャンマーに行きたくなりました。文章が本当に笑ってしまうので、電車の中など周りに人がいるところでは読まないことをお勧めします。
第3回酒飲み書店員大賞受賞作品。 旅がしたくてサラリーマンを辞めた著者が、時間とお金の許す限り、旅を満喫している。 奇怪な仏像やテーマパーク化した寺院にフラフラと立ち寄り、時にはミャンマーのオカマ霊媒師に執拗に迫られたりなど、おもしろ可笑しくレポートしている。 笑える写真が豊富で、書評にあるとお...続きを読むり、電車では読めない。 旅のガイドブックというよりは、著者の気ままなユルい旅の楽しみ方を味わえる一冊。
宮田氏の、行動力と、東南アジアの不思議で面白い場所が、彼の独特で楽しい口調から思い描ける作品でした。 ともかく、発見できる事が沢山あって驚いた。今は、変わってしまった所もあるとのことだが、知らない事って…残念な事で、この作品で色々知る事が出来て、尚且つ面白い! こんな凄い本ない!
最近、忙しくどこかに行きたい感じ、寒くなったので東南アジアの暑い空気に触れたくて、一読。彼のまだ初期の作で、爆笑な基本はあるが、そこに、旅をすることの、焦燥感なども垣間見える。より、人間らしい感じがするが、ひたすら、爆笑したい人向けではないかも。でも、現地の人々の活気が伝わってきて面白い。
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