美濃牛

美濃牛

1,141円 (税込)

5pt

病を癒す力を持つ「奇跡の泉」があるという亀恩洞(きおんどう)は、別名を〈鬼隠れの穴〉といい、高賀童子(こうがどうじ)という牛鬼が棲むと伝えられていた。運命の夜、その鍾乳洞前で発見された無惨な遺体は、やがて起こる惨劇の始まりに過ぎなかった。古今東西の物語の意匠と作家へのオマージュが散りばめられた、精密で豊潤な傑作推理小説。(講談社文庫)

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美濃牛 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年07月24日

    引用文献の量に吃驚!
    現実離れしたような内容も出てくるにも関わらずすんなり読めてしまう、技術力があるんだなあ。
    また大好きな作品が増えました。

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    Posted by ブクログ 2021年04月02日

    凄惨な死体、伝承的な感じ?を盛り込んでてて、
    面白かった。

    この作者さん、お亡くなりになってしまったのが
    残念。

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    Posted by ブクログ 2014年02月09日

    個人的に最悪な状況で読み進めた本。扁桃炎やら、身内のクソッタレな問題やら。人はいつでもどこでも大抵俺を困らせる理解不能な存在だ。俺の思いと小説はいつでもその時々の状況にリンクする。そうだよな、アル中になったお前。

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    Posted by ブクログ 2020年09月07日

    この作者の作品を読むのは「ハサミ男」以来の二作目。「ハサミ男」があれほどの出来だったのでこちらの小説はどんなもんかなーと期待半分で読み始めたが良い意味で裏切られた。横溝正史ばりの舞台設定に毒と洒落を混ぜ込んだような話だった。探偵役の石動戯作のキャラ設定はちょっと薄味だったけれどそれも気にならないほど...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年03月13日

    石動探偵が胡散臭い(面白いって意味)。
    他の方がレビューで書かれてましたが、
    テレビドラマのトリックっぽいかも。

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    Posted by ブクログ 2019年09月25日

    文庫本で700ページ超の大作だが、文章も読みやすくおもしろかった。

    取材で訪れた自然に囲まれた田舎の村、不思議な力があるという泉と、怪しい住人たち。雰囲気はドラマのTR●CKのような…。この雰囲気だけでわくわくする。さらに村にまつわる歌になぞらえておこる連続殺人事件。
    取材に訪れたフリーライターを...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年02月18日

    色々踏まえていないので、深いところは分からないが、普通のミステリーとして楽しく読めた。牛肉についての知識も深まるし良かったと思う。

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    Posted by ブクログ 2014年02月07日

    石動戯作シリーズの第一作

    先に「黒い仏」と「鏡の中は日曜日」を読んでしまってから本作に手を出した。
    内容はオーソドックスな本格ミステリーで、前に読んだ2作どちらも最後か途中にどんでん返しがあったので、今回も何か来るだろうと身構えしていたが、特に何も来なかったのが少し残念だった。
    色々な人の視点から...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年05月01日

    石動シリーズ原点
    正直に言うと読んだ直後の感想は少し薄いと感じたが、不思議と無意識に印象深かった場面が多くあったらしく、忘れた頃にも思い返せる描写や浮かぶ情景が多かった本。

    何がいいのか上手く言えないけれど、何かがツボに来る。

    0

    Posted by ブクログ 2013年08月08日

    あ、あれ?これで終わり?もう一幕あるかと思った。衝撃的といえば衝撃的な真犯人だったけど……。結末があっけなかったけど、ストーリーは面白かった。視点が章ごとに変わるので苦手な方もいるだろうけど、私は多視点の話は好きです。あの他人行儀な呼び方は伏線だったのか〜。ムツヒゲさんと藍下さんと出羽さんと町田さん...続きを読む

    0

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