前田利家と妻まつ 「加賀百万石」を築いた二人三脚

前田利家と妻まつ 「加賀百万石」を築いた二人三脚

610円 (税込)

3pt

3.0

戦国時代の夫婦の物語といえば、豊臣秀吉とねねの話が有名だが、秀吉夫妻と終生の親交を結んだ前田利家と妻まつの歩みも、「ミニ太閤記」とでもいうべき輝かしい出世譚である。若気の至りで主君・織田信長の勘気をこうむり、足軽長屋に暮らしはじめた利家とまつ。まさにゼロからの出発だったが、実直・律儀に忠義を尽くす利家は、やがて帰参を許され、信長の計らいで前田の当主となる。その後、戦場往来の日々に生きる利家を、妻まつはしっかりと支え、二男九女を育て上げていく。信長の横死、秀吉の台頭と天下統一という激変のなか、利家は「加賀百万石」の大名として豊臣政権の屋台骨を支えるようになる。だが秀吉が没し、利家も後を追うように病没すると、加賀前田家の存続をかけたまつの闘いが始まるのだった。2002年のNHK大河ドラマは「利家とまつ」に決まった。女流作家ならではの繊細な筆づかいで、テレビに先駆けて戦国の夫婦の物語を描く力作。

...続きを読む

前田利家と妻まつ 「加賀百万石」を築いた二人三脚 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    その夫婦の歩みは、尾張清洲の足軽長屋から始まった。主君・信長の勘気に触れ、一からの出発となった前田利家と妻まつ。だが、戦場往来の夫とそれを支える妻は、ときに葛藤し、ときに助け合って、激動の乱世に上昇気流をつかむ。終生の親交を結ぶ秀吉夫妻、上司・柴田勝家、好敵手・佐々成政らと織りなす人間模様を軸に、「...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2010年12月25日

    金沢に旅行に行くので予習として読んでみた。
    まつといえば、利家を内助の功で支えた、というイメージがありますが、
    読んだ印象だと、利家が死んだ後の方が藩に貢献しているような…
    とにかく、子だくさんな夫婦だったようです。
    あっちこっちに養女に出したり嫁がせたりした(せざるを得なかった)結果、非常に難しい...続きを読む

    0

前田利家と妻まつ 「加賀百万石」を築いた二人三脚 の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

PHP文庫 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

中島道子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す