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東京ディズニーリゾートは、不況下の日本においても優良企業として認知されている数少ない企業のひとつ。しかし、「ビジネスモデル=儲かるしくみ」は知られていないのが現状です。本書では、「ディズニーリゾートのIR情報」を「会計学」によって分析し、「ディズニーの儲かるしくみ」をがわかるよう、白雪姫や人魚姫たちと一緒に解説していきます。
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Posted by ブクログ
ディズニーの素晴らしい経営理念や現場スタッフのホスピタリティのことを書いた本が多い中、本書は会計戦略の視点から書かれている。
ディズニーといえば、言わずもがな誰もが憧れる夢の国。 舞浜駅を降りた瞬間から高まる高揚感。 入場ゲートを通ると、ティンカーベルが魔法の粉をふりかけてくれて、そこから至福のひとときが始まります。 本書は公認会計士の著者が、数字でディズニーを読み解くものとなっています。 主人公が東京ディズニーランド...続きを読む内で行われる外資系コンサルティング会社の実地面接に参加。 面接官から東京ディズニーランドの経営について様々な問題を出され、主人公がそれに解答していきます。 1日にディズニーを訪れるゲスト数や最も売り上げが良い月といった問題から、ディズニーを運営するのにかかる費用、オリエンタルランドの役員報酬など、普段気にならないけど、いざ質問されると気になるものばかりでした。 ディズニーというエンターテインメントがどのように生まれ、どのように成長、進化を遂げたのか知る事ができました。 ウォルト•ディズニーの 「好きなことだけに、のめりこみすぎないように。そうすると、他の分野への冒険ができなくなってしまう。自分の好きなもの以外、見えないようにするのはおろかなことだ。」 という言葉が響きました。
秦さんが書かれた前2作がよかったので、本作も…。 東京ディズニーランドでの、ホントに魔法のよぅな、 数々の感動的なエピソードやホスピタリティに係わる 書籍がたくさん出ておりますが…、 本書では、そのような主観的な要素からではなく、 財務諸表(決算資料)を用いた客観的な要素から、 東京ディズニーラ...続きを読むンド(オリエンタルランド)の、 ビジネスとしての強みやビジネスモデルや戦略を、 基本的な財務諸表分析によって、評価しています。 もちろん、本書は、 決して、オリエンタルランドの強みを、 つまびらかにすることが目的ではなく、 誰もが知る、東京ディズニーランドを題材として、 会計の基礎、特に財務諸表分析を勉強してみよぅ! っといぅもので…、 やはり、ビジネスマンやキャリアウーマンならば、 ゲストに夢と魔法を届け続けるための企業努力を、 数字を用いて客観的に評価することは、大切で…、 本書の内容のわかり易さは、秦さんならではです。 それだけに…、できれば、第5話(最終話)も…、 東京ディズニーランドで、〆て欲しかったかな~。 経理や財務部門以外の方に、特にオススメですね!
不況の影響も関係なく成長する東京ディズニーランドやディズニーシー。その強さの秘密はサービスのクオリティであるとか、リピーターを引きつけるアトラクションである点はよく言われていますし、その事を書かれた本もありますが、この本はそれらサービスや施設を維持する為に欠かせない「お金」の観点からディズニーランド...続きを読むを書いた本です。 私も今すぐ住んでいる所の傍にディズニーランドはあり、年に1回は嫁と行ってはいるのですが、正直この本を読むまでディズニーランドの借金がどの位あるのか、利益率がどの位あるのかといった数値は気にした事もありませんでした。 ただ企業である以上、当たり前ですが利益が稼げていないと話しになりません。ディズニーランドの純利益率は約13%で、他の利益率一桁台のテーマパークに比べて圧倒的に高い水準を維持していますが、その利益を稼げる源が何であるかも本書を読むまで思いつかない内容でした。 経営者的な財務諸表の見方がしたいと考えているサラリーマンの方には、テーマも具体的ですか理解しやすい内容の本ではないかと思えます。
ディズニーの表面上のことだけではなく、裏側まで好きになれた。人を惹きつける魅力が具体的にわかって、見方が変わった。
ディズニー来園者の7割が女性で18歳以上の大人が同じく7割を占める。平均客単価は年々増嵩し2013年度は10,601円。売上高4000億円で営業利益は800億円。負債残高1240億円。驚かされるのがディズニーを支える従業員の9割がバイト。年収は200万円。園で働いているほとんどの人がバイトであるとの...続きを読むこと。夢のディズニーにも当然のことながら会計という現実がある。華やかな表の世界に対する裏側からの世界を通してディズニーというものを立体的に眺めることができた。
会計という切り口でディズニーを分析するという、他のディズニー本とは一線を画した内容で面白かった。ストーリー仕立ての構成で読みやすく、さらっと読めました。ビジネス・会計の内容としては超ビギナーレベルですが、有価証券報告書の実際の数字を使っているので、ディズニーの財務状況を手軽に知るいい材料でした。
ディズニーランドをテーマに、財務三表や経営学の基礎知識を学ぶことができる本。 有価証券報告書に記載された情報を基にオリエンタルランドの経営手法を分析している。物語基調なので、読みやすかった。
物語調ですすむディズニーを会計の観点から分析 P/L, BS, CFの会計において土台である3つの財務諸表に落としこむ 物語だから読みやすい あえて本を読まなくてもというところもあったけど、読んでいて面白かった ストーリーは言わずもがな
斜め読みです。ごめんなさい。 でも、難しい経済学の本かと思っていたらストーリーがラノベ的で、夢見る乙女だし、なんと王子様ま登場するしで、おもしろかったです。 こんな経済の入門書なら読めそう。株とか利益とか分からないところにもまず一歩入ってゆけそうですね。
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