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南北朝合体の後も旧南朝勢力は、室町幕府の抱える諸矛盾と結びつく形で再起を図り続けた。史料実証の立場から可能な限りの関係史料を収集し、その「闇」を明らかにする。後南朝の歴史に光を当てた好著。
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Posted by ブクログ
同じ作者の後南朝の本がおすすめされてたので読んでみた。20年くらい前に本の名前を忘れたけど後南朝の本を読んだことがあって、その本より全然詳しくて、当時の記録に忠実にまとめてあってとてもよかった。
南北朝合体は成立すれど、南朝の勢力が消滅したわけではない。 室町幕府の抱える矛盾と、後南朝の抵抗の歴史を解き明かす。 序章 後南朝とは 第一章 南北合体、一天平安 第二章 後亀山法皇とその周辺 第三章 南朝皇胤と室町幕府 第四章 禁闕の変 第五章 長禄の変 終章 後南朝の終焉 モノ...続きを読むクロ画像、略系図、後南朝史関係主要参考文献、有り。 室町幕府と、北朝・南朝との複雑な関係は、南北朝時代から、 南北朝の合体まで、そして以降にまでも、影を落とす。 特に、皇位の両統迭立の不履行は、旧南朝側の皇位の 問題への不満となり、諜叛を引き起こすことになる。 また一方で、室町幕府体制に同化していった皇胤たちもいた。 幕府の将軍たち、義満、義持、義教と、代が替わるにつれての 後南朝へ対する厳しい状況・・・隔離と出家での忍従と服属。 特に義教の、南方一流は断絶さるべしは、凄まじい。 昔の栄華は何処へ・・・その不満ゆえ、京を出奔し、 北畠氏、楠木氏、鎌倉公方の関東での諜叛、九州での騒乱等で 反体制軍のシンボルとして担がれることになる。 そして、禁闕の変では三種の神器の一つ、神璽の奪取。 更に応仁の乱まで関わり、徐々に後南朝の者たちは消えていく。 しかし、歴史の舞台から消えゆく者たちの史料の乏しいこと。 その中から人物や行動を推測するのは、推理小説のようで、 興味深いものでした。
人名になじみがない人が多く読むのに苦労した。南朝の末裔が冷遇され、抵抗勢力の旗印に担がれながら衰退していったことが分かった。
日をまたいで読んだのに、相馬村に一番関係の深い長慶天皇にはほとんど頁が割かれていないのと、後南朝が歴史のスパイスであっても意義があるとは思えない内容だったので残念。
南朝のその後に焦点を当てた書籍は少ないので、読み応えがありました。 1392年の明徳の和平の後、当初は鎌倉幕府と同じく両統迭立の方針を立てた室町幕府だが、義満はその約束を守ることなく持明院統の皇族を推し、大覚寺統系の皇族は相次いで出家させられた。 その抵抗は持明院統嫡流の皇族が絶えた1428年に激化...続きを読む、南朝の遺臣等と共に蜂起することになる…。 南朝が好きなので…史実とはいえ、読んでて少し悲しくなります。
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