おれのおばさん

おれのおばさん

440円 (税込)

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ある日突然、父の逮捕を知らされた陽介。父が横領した金を返済するため、陽介は都内の名門中学を退学し、母の姉が運営する札幌の児童養護施設、魴ぼう舎(ほうぼうしゃ)に入ることになる。急激な暮しの変化に当惑しながらも、パワフルなおばさんと個性豊かな仲間に囲まれて、陽介は“生きる”ことの本質を学んでゆく。ときに繊細で、たくましい少年たちの成長を描いた青春小説。第26回坪田譲治文学賞受賞作。

【ナツイチ2013対象作品】

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  • おれのおばさん
    440円 (税込)
    ある日突然、父の逮捕を知らされた陽介。父が横領した金を返済するため、陽介は都内の名門中学を退学し、母の姉が運営する札幌の児童養護施設、魴ぼう舎(ほうぼうしゃ)に入ることになる。急激な暮しの変化に当惑しながらも、パワフルなおばさんと個性豊かな仲間に囲まれて、陽介は“生きる”ことの本質を学んでゆく。ときに繊細で、たくましい少年たちの成長を描いた青春小説。第26回坪田譲治文学賞受賞作。 【ナツイチ2013対象作品】

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おれのおばさん のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年07月19日

    元気がもらえる物語!
    現実味感は薄いけれど、この様な環境を子供達に与えられる様な自分になりたいという思いを強くさせてくれる。

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    Posted by ブクログ 2022年03月08日

    非常に読みやすい文だった。揺れ動く人の心(大人も子供も。)の描写がとてもリアルで、自分の身の振り方をこれから考えていかなければいけない今の私自身にもとても刺さった。

    また、個人的には、自分の属する集団とは「自分と大体同じレベル」であることが多いと思う。お金持ちの子供が良い学校へ行き、いい企業に就職...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年01月10日

    主人公の男の子が、まっすぐでかっこよかった。「夫婦であり、親であるということは、そんなにも難しいものなのか」。逮捕されたお父さんが弱い人間だから、そういう弱い人って人間関係が近い家庭というものは作れないのかもしれない。

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    Posted by ブクログ 2014年04月21日

    主人公の陽介は私立の名門中学に通っていましたが父親が横領で逮捕され、母親は住み込みで働かなければならないため施設に預けられることに。その施設での日々をつづった物語です。おれのおばさんというタイトルは、施設をやっている母親の姉(つまりおばさん)から来ています。主人公の成長物語でもありますが、成長し変化...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月07日

    なかなかありそうにない設定ではあるが
    主人公の「おれ」が
    初めて会う「おばさん」を通して
    成長していく姿に心揺さぶられた

    親はなくても子は育つ
    どころか
    親がない方が子は育つ
    のかもと思わせられた

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    Posted by ブクログ 2023年09月19日

    おれのおばさんシリーズの第1弾。平穏に暮らしてた両親と、おれ陽介は、父が浮気と横領をし逮捕された事で叔母が営んでいる養護施設で暮らす事になる。読みやすい文章と軽快な表現ですぐ読み終えた。続きが気になるところ。

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    Posted by ブクログ 2020年04月18日

    ある日突然自分を取り巻く環境が変わる。

    小公女ならずとも、むかしからよくあるテーマだけど、この主人公が平凡なようでいて、なかなかにスーパー中学生なので、そこがいい。

    変に卑屈にならず、賢いので自分を取り巻く環境に自分をうまく適応させることができる。

    タイトルの「おれのおばさん」もすごいけど、主...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年03月11日

    おばさんの運営する養護施設に住む羽目になってしまった中学生の話なのだが、周りの人々と交流しながら、前向きにたくましく成長して行く姿に引き込まれた。続編もすぐに読みたい。

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    Posted by ブクログ 2017年08月06日

    「人と人はお互いの何もかもを知らなくてもつきあっていけるのだし、だからこそ、いつかすべてを知っても、それまでと変わりなくつきあいつづけられるのだ。」

    父の横領が発覚し、進学校を退学、一家は離散。この理不尽な状況を嘆くのではなく、自分を客観視し、すぐに行動にでる主人公。それは彼が置かれた環境が、児童...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年05月08日

    第26回坪田謙治文学賞受賞作。

    名門中学に通ってた陽介の父親が横領で逮捕。
    母のおばさんが営む児童養護施設で、暮らすように。
    朝は基礎英語を聴き、種に交わらないようこつこつ勉強。
    読みやすく人情味もあって好きな本だった。

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