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視聴率至上主義に走るテレビ局、政治家を怒らせ言質を取る田原的手法が蔓延し、日本の政治はダメになった。「TVタックル」に出演すれば選手に勝てる…空虚なテレビ政治家が永田町を跋扈している。メディアと政治の堕落しきった関係を告発。
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Posted by ブクログ
政治家も芸能人と同じということか?と思わされたり。 主義主張が違っても真面目に議論するという風土が日本にはないのかと思わされる。
ためになる本を読んだ。 民主側に偏っているかもしれんが、それでも十分有用な情報。 何故、放射能モニタリングの管轄が文科省なのかがよくわかった。
まず、タイトル釣り気味で残念。中身はかなりまっとう。 そら、すずかんさん、全方位敵に回すよなあという感想。今回の参院選で厳しいみたいだけどこれを期に衆院にまわるとかしても良いかもね。
民主党の元党首の離反のためか、参議院選挙で敗退して、民主党を離党してしまった鈴木寛氏の著書。 要約すれば、生で放送をしていた時代から、映像の編集が簡単な時代になり、テレビ業界は、バブル後の広告費削減のあおりをうけて視聴率第一主義に陥っている。そんな中での番組は、白黒の2分方の戦いの形がわかりやすく...続きを読む好まれるためにそのような番組が多くなってしまう。 逆に、政治家である議員も、テレビタックルなどのテレビ討論番組に出演すると選挙で有利なために、テレビに出るための努力をすることになり、まじめにやっている議員がうかばれないという内容だった。 このほかにも、原発報道の民主党側からの真実と学者である委員長の対応や、テレビ報道のあり方。記者クラブや裏が取れないのに、報道してしまうマスコミの現状などもあるが、一番有効なのは衆愚政治になっている現状を国民が良識をもつことと、ネット等を有効活用することかなと思った。 とにかくこの時代に全部のことに詳しく理解することは時間的にも不可能だから、なんとかよい仕組みづくりが必要じゃないかな。
今までのテレビと政治家の関係をあぶり出しながら、問題点を明らかにしている。デジタル化が進み編集も巧妙になり、テレビのような二次資料にはこれからより気をつけないといけないと感じました。
テレビ、新聞という主要メディアがいかに日本の政治を衆愚にしたか。 編集の恣意性、視聴率至上主義がどれだけ蔓延っているかは興味深かった。 メディアの質問に即答していくたびに、行える政策の幅が狭まっていく政治家、というのは考えさせられた。 もっとも、視聴者がそういうものを求めているからこそマスメディア...続きを読むが同調するわけであって、ポピュリズムを体現しているようにも思えた。 後半は特に、民主党参議院議員、文科副大臣という立場なので、東日本大震災の対応の釈明に感じられる書き方ではあったが、非常自体の中での情報の共有、判断、集約がいかに大切で、どれほど難しいかは痛感した。
著者、怒り炸裂!メディアと政治家がシンクロして劣化していくプロセスは説得力があります。すべても問題が絡み合って簡単に解決できない時代は「わかりやすさ」を求めるだけではなく「画になる」という言葉を超えたもので決まるようになる、という恐怖心を与えられました。それはもしかしたら日本だけじゃなくてギリシャで...続きを読むもウクライナでもイスラム国でも同じなのかもしれません。そもそも政治は「面倒くさいもの」なのに「面倒くさい」は「わかりやすい」に必ず負ける。「悪貨は良貨を駆逐する」グレシャムの法則のような状態にどう立ち向かうのか?
頂き物 テレビで政治家が言ってることは切り貼りして再編集してあるので鵜呑みにしちゃいけないということ、かな〜
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テレビが政治をダメにした
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鈴木寛
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