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Posted by ブクログ 2020年07月28日
日本は世界でもっとも豊かな社会の一つである。たいていの場合、残された家族は、夫婦どちらかの実家や親族の経済的援助で、これまでと同レベルの生活を維持できるだろう。遺族年金や死亡退職金も含めれば、こうしたケースでは生命保険はほとんど必要ない。
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百万ドル(...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月25日
橘さんの著書は以前読んだことがあるのだが、それほどの印象は残っていない。しかし本著は多くの魅力的な言葉を盛り込んだ人生論の好著。現代において生きていくうえで必要な「お金」の問題を様々な角度から「生き方」に結びつけて論じている。それもよくありがちな財テク本とは異なり、世の中への皮肉を込めた哲学的考察...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年11月07日
・サラリーマンの人生は定期預金に似ている
・人生にはリセットボタンはない。旅はいつかは終わり、戻るべき家はない。
・人生の選択肢を幾つ持っているか?
・未知の海への航海は、安全だけれども単調な一本道を歩むより、ずっと魅力的ではないだろうか?
・生命保険はギャンブルとしては救いがたいほど魅力がないが、...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月13日
人生設計、生命保険、年金、医療、教育、不動産、資産運用、市場経済というテーマについて、身もふたもない真理を淡々と指し示す40のエッセイから成る本です。
タイトルは、梅棹忠夫の『知的生産の技術』(岩波新書)にもとづいているのでしょうが、アカデミシャンの梅棹の本にある種の熱量がこもっているように感じら...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月12日
橘氏のエッセンスが凝縮された美しいエッセイです。
これまでお金にまつわる様々な著作を発表されてきた著者ですが、本書はそれらのエッセンスをまとめたものです。
もとは、日経に連載されていたものとのこと。
それに加えて、氏の思想のバックボーンとなっている思想が紹介されているので、とても興味深く、それ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年06月06日
経済的自立を達成するには経済合理的に行動すればいい
橘玲の著作の核心部分です。日本人の行動基準は確実に合理的になっています
。以前は「コスパ」なんて言葉は広く使われていませんでしたが、
今はあらゆる場面(人間関係、付き合い等でも)でコスパを基準に行動する人が増えました。
社会は、潔癖主義(社会常識に...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年10月04日
医療費の増大や年金問題など社会問題についてのエッセイ。
暴論と言われてもおかしくない意見を提示して、あなたならどう考えますかと問いかけてくる。
現代社会が孕む矛盾が浮き彫りになっています。
テレビを降板させられた某本アナウンサーと似たような意見も出てきますが、問題にならないのは品の有無でしょうね。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年08月06日
橘玲が得意とする厭世的なハナシで世の中の不具合をバッサリと切っていく。
民主主義と資本主義は並立しているが、前者は1人1票、後者は1株1票。積立不足分を厚生年金が補充する国民年金ほど優れた商品はないから、その点を社会保険庁は宣伝すべき。国民のプライバシーを侵害しなければ確定しない所得税より、人頭税...続きを読む
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