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Posted by ブクログ
(再読)
4~5年ぶりに読み返したが、とても良本ということに気づいた本
当時は正しいフレームワークの使い方の本という認識であったが、問題を解くための問いを正しく設定する為の本であり、またその際に陥りがちな罠を回避する為の本であった
(現状分析とは)
・収集された情報の意味合いを考え、情報から導き出す視点・示唆を炙り出し、アクションにつなげていく
・市場(5Fs:ステークホルダーの変化は自社のビジネスのどのような影響を与えるか?儲かるか?、PEST:業界にどのような変化が生じるか?、顧客構造:顧客のニーズ変化は?)→競合(VC)→自社(VC)の順番で分析することで、外部環境の変化要素を検討した上で、自社の対応を考える
【市場】
– 市場はどう変化しているのか
– かつての成功要因は機能しなくなっているのではないか?
– 今後の成功要因は何か
【競合】
– 市場の変化の競合はどのように対応しているのか
– その対応に必要な経営資源はどのようなものか
【自社】
– 市場の変化に対して自社はどのように対応すべきか
– 競合企業の対応で参考になる対応は何か
– その対応に必要な経営資源は何か
(常に問うべき問い)
・何が問題か?
・何が成功の肝か?
・自分の軸(視点)は?
(その他)
・BCG-PPMの縦軸は市場成長性=市場魅力度=競争の激しさ=投資の必要性、横軸じゃ相対マーケットシェア=生産コスト=利益の出しやすさ=投資の資源の得易さ
Posted by ブクログ
経営戦略の策定と実行を理解する本。
経営戦略の全体像→個別のフレームワークを使いこなすためのポイント→戦略を実行するための要件(組織・個人)の順に書かれていてわかりやすい。
戦略策定の能力を上げるというと、知っているフレームワークの数を増やすことに主眼を置きがちだが、この本は単なるフレームワークの紹介に終わらず、①それぞれの位置づけ②何をどこまで分析すればよいかにいて触れられている点が非常にためになる。また、戦略の策定とどまらず、実行のためのポイントについても書かれておりこの点も非常に参考になった。
自分の業務に引き付けて考えると、何をどこまで分析するのかがあまり理解できておらず中途半端な戦略・提案になっていることが多いと感じた。特に、市場や競合のデータが手に入りにくいため入手しやすい自社の分析に偏りがちという指摘は耳が痛い。ただどのようにこれらの部分について信頼性の高い情報を入手するかという点は答えがなく非常に難しいか出汁である。加えて、普通に企業に勤めて日々の業務を一生懸命こなしているとどうしても内向きの意識にこもりやすくそれがよい戦略を策定できない原因になっているということだ。外に目を向けることの重要性を実感。
これだけフレームワークが一般に知られるようになってもコンサルの人たちの仕事が減っていかないのは、フレームワークを使いこなせる人は増えていない(一般的なフレームワークの紹介本を読んでもつかいこなせるようにはならない)ことと内向きの意識にとらわれて考えることが習慣化しているためではないかと思った。
内向きのマインドを変えること必要な情報にアクセスできる方法を確立することが正しい戦略を立案するにあたっての当面の課題と認識。
Posted by ブクログ
【目的】 主に戦略立案の担当者向けに、経営戦略の必要有無、経営戦略が機能しない理由、戦略が機能していない場合にどうしたら機能するのかを明らかにする。
【収穫】 今まで全く意識しなかったフレームワークを使う目的とタイミングを意識するようになり、戦略リテラシーが向上した。
【概要】 本書は、全50問からなる問題集の形式をとり、経営戦略の策定から実行にかかるプロセスにおける必要要素や課題を考えていくことで、理解が深められるようになっている。
PART1 : なぜ経営戦略は機能しないのか?
PART2 : なぜ現状分析は機能しないのか?
PART3 : なぜ戦略策定は機能しないのか?
PART4 : なぜ中期経営計画は計画通りに実行されないのか?
PART5 : 経営戦略を機能させるための必須スキル
例えば、なぜ経営戦略が機能しないのかという問いに対しては、以下のいずれかがうまくいかない場合に戦略は機能しないという解が与えられている。
・戦略を正しく「策定」できない
・戦略を正しく「実行」できない
・戦略を「継続」する根性がない
この次には、それぞれがなぜうまくいかないかという問いが出てくる。例えば、戦略を正しく「実行」できない理由を考えると、経営戦略が他人事だったり、戦略リテラシーの欠如という原因が出てくる。そうすると、それをどうすれば解決できるかという様に、連続した問いによって経営戦略を機能させる勘所を明らかにしていくことができる。
【感想】 非常におすすめ。戦略論に関する本ではなく、戦略の目的からそれを策定し実行するプロセスにおいて必要な要素を解説したものだが、フレームワークを使う目的・タイミングをきっちり理解するということは今まであまり学習しなかったこともあり、参考になる話が多かった。また、経営戦略という大きな範囲だけでなく、目標と達成プロセスの提示などは、チームや自分自身の活動に応用可能とも感じた。
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ビジネス・実用
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