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いまの時代は普通に生きていくだけでは、もはや生き残れない。生き残るためには、知恵が求められる。つまり、頭がよい人間が得をする。「頭がよい」とは「物事の本質をつかめる」ということ。哲学は「物事の本質をつかむ」方法を提供してくれる最適の学問である。著者は、元々落ちこぼれだったが哲学という「魔法」との出会いにより「頭がよい人間」に生まれ変わった。本書では、著者をテレビや新聞で活躍し多数の著作を刊行する人気哲学者に変えた「頭をよくする魔法」を読者に伝授する。本書の内容例:☆知識を詰め込もうとしてはいけない/☆頭がよくなるための論理パターンベスト10/☆まずは100通りの見方で頭をほぐそう/☆論理的に話せない人へのとっておきのアドバイス/etc…。学生から社会人まで、頭がよくなりたい全ての人に役立つ一冊!
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Posted by ブクログ
哲学者として数々の著作を手掛けた筆者は言わせてみれば天才である。しかしそんな彼も「哲学」と出会うまでは平凡などこにでもいる一個人に過ぎなかったと言う。哲学には本質を掴む思考のエッセンスが詰まっている。「頭がいい」という基準を筆者は「頭がいい=本質を掴む力がある」と定義する。この本では哲学のイロハは勿論だが、その哲学体系を思考の網目として実社会の問題・現象を本質的に理解する技法を伝授している。また、それに止まらずあらゆる事象(例えば「幸せとは何か。」)を抽象的でキャッチーな文言に落とし込む過程までをまとめているのはコピーライター志望の私には大変参考になった。こうした汎用性の高い技法をたった7日間で身につけられると言うのは非常に魅力的である。
再読し、記載されている思考法を道具として使えるまで落とし込んでいきたい。
最後にまとめとしてキーワードを拾っておく。
カテゴリー
主観と客観
時間と空間
イデア
運動として捉える
弁証法
差異として捉える
構造主義
因果関係
人間にとっての意味
言葉の家族・仲間・敵を探す
普遍化する→見栄えを整える→完成
Posted by ブクログ
論理的思考をするためのツールを紹介している本は星の数ほどあるが、そこに哲学思想の技法を当てはめたところがミソ。「ものごとは先ず分類しなさい」「逆の立場に立って考えてみなさい」と言うよりは、「カントの分類法を用いる」とか「ヘーゲルの弁証法で」と言った方がなんとなくカッコいいし、それぞれのツールが頭に残りやすい。
対象を捉えるに当たってはそこに含まれる意味合いを膨らませ、その後浮かんできた意味を分類し、最期に簡潔に纏め上げる手法が分かり易く並べられている。尚、言葉のイメージを膨らませることができるためには、一般教養が素地に無ければならない。これが欠けていればどんなに手法を学んでもものごとを分析できるには至らない。
感心したので同著者の本を何冊か読んでみたが、物事の考え方に哲学理論を援用しているという点ではどれも似たり寄ったりで、どれを読んでもOKだろう。
最期の演習問題は必須。「考えるとは何か」「90分とは何か」を一言で表すためには、どれだけその語に対するイメージを自分の中で持っているかが問われる。やってみてかなり凹んだ。
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ビジネス・実用
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