中国文明の歴史

中国文明の歴史

1,045円 (税込)

5pt

3.6

もっとも平易でコンパクトな中国史の入門書。中国とはどんな意味か、そしていつ誕生したのか? 民族の変遷、王朝の栄枯盛衰や領土拡大を軸に、中国の歴史をわかりやすく教える。まったく新しい中国史の登場。(講談社現代新書)

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中国文明の歴史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    古本で購入。
    中国史復習企画第1弾。

    結論から言うと、あとがきを読めばほぼ事足りる。
    それプラス全8章の内の序章・第1章前半・第2章を読めば充分かと。

    下に引用したテーマのせいか著者の専門のせいか、通史としては偏りまくってます。
    元~清にかなりの紙幅が費やされてる割に、唐なんて5ページか

    1
    2013年07月22日

    Posted by ブクログ

    そもそも中国とは何か?から、説き起こす。中国には漢民族という単一民族はいない。漢字を使う多民族の集合体。儒教国家のように思われるが、実は道教の方が根深く中国社会を規定している、朱子学は朱熹がそれを儒教の言葉で捉え直したもの。夏王朝はベトナムの方から来た東夷が作った。それ以降も西戎や北狄が入れ替わり中

    0
    2013年03月08日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    序章 民族の成立と中国の歴史
    第1章 中国以前の時代―諸種族の接触と商業都市文明の成立
    第2章 中国人の誕生
    第3章 中国世界の拡大と文化変容
    第4章 新しい漢族の時代―中国史の第二期
    第5章 華夷統合の時代
    第6章 世界帝国―中国史の第三期前期
    第7章 大清帝国―中国史の第三期後期

    0
    2010年12月14日

    Posted by ブクログ

    中原に始まった中国が、北狄の侵入を受け同化していったという大きな歴史観を展開している。中国の文明史を3期に区分し、それぞれを前期・後期に分けているのはわかりやすい。

    中国以前
    ・東夷は低地人、南蛮は焼畑農耕民、西戎は草原の遊牧民、北狄は狩猟民を指した。北は森林におおわれていたが、元代までにほとんど

    1
    2018年10月31日

    Posted by ブクログ

    序章から第2章まで感動して読んだ。特に第1章は、中国の地理と民族と古代史の関係をわかりやすく説いていると思う。第3章から第7章までは集中力を失い惰性で読み流してしまった。モンゴルのあたりが少しおもしろかったような・・・。そして第8章の中国近現代史については、ちょっとのけぞった。見方としてはおもしろい

    1
    2012年10月19日

    Posted by ブクログ

    文明の観点からの中国史。ユニークで面白い部分もあるが、なぜなのか不明だったり、うなづけない話も多い。
    -夏は東夷の建てた王朝であり、漢字は東南方で発明された。それが夏人によって落葉盆地に持ち込まれ、次の殷で甲骨文字に発展した。根拠不明。
    -三国時代の始めに中国の人口は450万人以下となった、はそうな

    0
    2024年05月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    後半は歴史的事実を事細かに書き並べるだけで味気ないが、前半(古代~南宋・五代十国時代)は面白い。
    古代から洛陽盆地は、黄河の性質とあいまって、水陸両方において交通の要衝として栄えていた。それより上流になると流れが急すぎ、下流だと氾濫に悩まされる。
    夏は東夷の王朝で、龍(水神)を祀るのは東南アジアとの

    0
    2022年04月14日

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