傭兵の二千年史

傭兵の二千年史

935円 (税込)

4pt

ヨーロッパ興亡史の鍵は、傭兵にあった! 古代ギリシャからはじまり、ローマ帝国を経て中世の騎士の時代から王国割拠、近代国家成立まで、時代の大きな転換点では、常に傭兵が大きな役割を果たしてきた。(講談社現代新書)

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傭兵の二千年史 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年03月28日

    古代から近代、現代までの”傭兵”について、軽妙な語り口で解説している良書。

    金銭で雇われて、命を賭けて戦地に赴く。
    その動機はさまざまであり、また、時代とともに変遷していく。

    スイスがなぜ時計の一大立国になったのか、その背景に傭兵集団があったとは知らなかった。
    また、秘伝の砲兵技術をこっそり漏ら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年07月18日

    傭兵の歴史について簡潔にまとめた本。

    スイスはユグノー戦争でフランスから時計職人が逃げてくる前までは、傭兵しか産業がなかったとか、へぇと思うことが多かった。

    近代軍の父がルイ14世と言うのも意外だった。

    傭兵の兵站とか徴収とか以外と判らない部分も明らかになっていて、非常に面白かった。

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    Posted by ブクログ 2011年12月06日

    グスタフ・アドルフによる軍制改革の完成、これを読みたくて手に取った本ですが、全体的にも非常に面白かったです。特にスイス傭兵やランツクネヒトがヨーロッパを席巻していたというのは興味深かったですね。
    そして傭兵に代わって常備軍が、まず商業が発達していたオランダで導入され、マウリッツが近代的な軍制改革を行...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月07日

    傭兵がどのようにして生まれ、変遷し、最終的に国民軍にとってかわられるようになったか。
    想像よりずっと傭兵が主役の時代が長くて、欧州史をダイジェストでざっと追えるくらいに駆け抜けた感があった。
    傭兵の立場から脱却して政権を樹立した日本と、一部諸侯に数えられる者はいたものの主役までには至れなかった欧州と...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月13日

    傭兵という視点を通してのヨーロッパ史。
    こういう何か一つのテーマを通して歴史を語る書はいつも面白い。
    歴史はどの立場から見るかで印象がかなり違う。

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    Posted by ブクログ 2020年04月12日

    面白かった。
    ヨーロッパでの傭兵の成り立ちから、傭兵全盛を迎えその後、組織戦になっていく過程で傭兵が廃れていくまでを描いた作品です。
    傭兵がどのように徴募され、いくさに送り込まれていくかも書かれています。

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    Posted by ブクログ 2018年10月14日

    傭兵の興亡という視点からの欧州史。傭兵の歴史の概略。
    ランツクネヒトやヴァレンシュタインあたりは単語しか知らなかったので点が線に繋がった。
    ルイ14世のナントの勅令廃止がスイスでの時計産業の発達の基盤だったとは全く知らなかった。

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    Posted by ブクログ 2018年01月19日

    古代よりヨーロッパでは国家間の争いにおいて戦争のプロフェッショナル集団である傭兵は必要不可欠であり、職業として認められていた。スイスでは国民に軍事教育を施し、傭兵として輸出するほどであった。さらに傭兵を使った略奪をスポンサー付きのビジネスにしたり、雇い主の国王の名で勝手に徴税したりと。

    究極のブル...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年12月12日

    ハプスブルク家12の物語と並行して読んでてあの戦争の裏でこんなことが!と舞台裏の一幕を覗いたようで中々楽しかった と思ったら参考文献に本書が

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    Posted by ブクログ 2012年11月13日

    流れを掴む程度で良いので傭兵の歴史について知りたい。と思っていた時に出会えたこの本は読みやすくわかりやすく、ヨーロッパ軍事史に深く食い込む傭兵という存在を知る入口が欲しかった私の要望に十分応えてくれました。そういえば『アルプスの少女ハイジ』の原作ではアルムおんじが傭兵稼業をやっていた設定があったよう...続きを読む

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