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Posted by ブクログ 2021年03月28日
古代から近代、現代までの”傭兵”について、軽妙な語り口で解説している良書。
金銭で雇われて、命を賭けて戦地に赴く。
その動機はさまざまであり、また、時代とともに変遷していく。
スイスがなぜ時計の一大立国になったのか、その背景に傭兵集団があったとは知らなかった。
また、秘伝の砲兵技術をこっそり漏ら...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月06日
グスタフ・アドルフによる軍制改革の完成、これを読みたくて手に取った本ですが、全体的にも非常に面白かったです。特にスイス傭兵やランツクネヒトがヨーロッパを席巻していたというのは興味深かったですね。
そして傭兵に代わって常備軍が、まず商業が発達していたオランダで導入され、マウリッツが近代的な軍制改革を行...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月07日
傭兵がどのようにして生まれ、変遷し、最終的に国民軍にとってかわられるようになったか。
想像よりずっと傭兵が主役の時代が長くて、欧州史をダイジェストでざっと追えるくらいに駆け抜けた感があった。
傭兵の立場から脱却して政権を樹立した日本と、一部諸侯に数えられる者はいたものの主役までには至れなかった欧州と...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月19日
古代よりヨーロッパでは国家間の争いにおいて戦争のプロフェッショナル集団である傭兵は必要不可欠であり、職業として認められていた。スイスでは国民に軍事教育を施し、傭兵として輸出するほどであった。さらに傭兵を使った略奪をスポンサー付きのビジネスにしたり、雇い主の国王の名で勝手に徴税したりと。
究極のブル...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月13日
流れを掴む程度で良いので傭兵の歴史について知りたい。と思っていた時に出会えたこの本は読みやすくわかりやすく、ヨーロッパ軍事史に深く食い込む傭兵という存在を知る入口が欲しかった私の要望に十分応えてくれました。そういえば『アルプスの少女ハイジ』の原作ではアルムおんじが傭兵稼業をやっていた設定があったよう...続きを読む
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