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学校の授業や教科書では、真の歴史を学ぶことはできない。なぜなら、そこには「長いスパンの中で歴史的出来事の意味を考える」という最も重要な視点が欠けているからだ──。そう主張する著者が、学校では絶対に教えてくれない「真の日本史」を懇切丁寧に解説。○奈良の大仏は「捨てられた」○『源氏物語』は鎮魂の書である○徳川綱吉は天才的な政治家だった○「江戸の三大改革」は“改革”ではない○幕府の「卑劣」な外交がペリーを呼んだ……独自の視点で解き明かされる日本史の「真実」は、まさに目からウロコ!「学生時代、歴史が苦手だった」という人こそ必読の一冊。「誰もが『徳川綱吉は悪将軍だ』と言います。はっきり申し上げますが、この認識は間違いなのです。綱吉はなぜ『生類憐みの令』を出したのか。それは、当時の日本に蔓延していた、戦国時代以来の、人の命を軽視する殺伐とした空気を変えようとしたからでした」(本書「序章 日本史理解のキーポイント」より抜粋)
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Posted by ブクログ
この本を読んで、日本の歴史には連続性があることを学べました。また、今まで年表を覚えたり、断片的な歴史観を学んだ、何か無味乾燥な日本史の授業がなぜ面白くないのかということもわかった。
筆者が述べているように、歴史の根底には、日本人の信仰する呪いや言霊の影響があることは、理解できる。
さらに、ペリーが黒船で来る前に、1846年アメリカ使節ビッドルを殴って追い返したことがあったのは知らなかった。戦争にならなくてよかったよ。無茶苦茶やん❗
学校の授業では、なぜそうなったのかということは、教科書にも具体的になく、また検証するという作業を生徒たちにさせない詰め込み式であるから、きっとまともに頭に入らないのかもしれないと思った。
歴史は、決して断片的ではなく連続性があり、そこには必ず原因があるというこである。
今回、この本から考える日本史を学べたと思います。
Posted by ブクログ
歴史は通史で学ぶべき、歴史は宗教と関連付けて見ていくべき、という主張の上に、日本史の特定の事件や思想を関連付けて説明していく。
江戸時代の三大改革が農業重視で産業を蔑視したため、幕府崩壊へつながり、本当に価値があったのは田沼意次の改革である。
源氏物語、平家物語は御霊信仰が影響を及ぼしており、敗者の霊を慰めるためのものである。
といった辺りは、とても興味深かった。
御霊信仰の考え方は著者オリジナルらしいが、出雲大社の大きさから現代の識字率の高さまでを一貫して説明し尽くしている辺りは興奮してしまった。
もちろん、仮説であり、全てを説明するには足りないだろうとは思うが、狭い範囲にこだわるのではなく、連綿と続く歴史の関連性、履歴を追っていく必要性はとても理解できた。
ただ、言霊信仰について、太平洋戦争から現代の危機管理まで関連付けてるのは百歩譲って認めるとしても、ジャーナリズムや教科書問題にまで踏み込んで論じるのは少しこの本の毛色から外れてる気もした。
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