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Posted by ブクログ
トークは加藤<米長なんだけど、活字化すると加藤>米長だなあ、と思っちゃった。構成力、という観点の話だが・・・しかし、元々紙幅の限りがある週刊誌連載で、漫談調の米長節には手に余るものだったのかもしれない。
そう考えると、やはり米長節の面白さは随所に発揮されている。一つ一つのエピソードからは、人間個人としての棋士への洞察と思いやりが感じられる。何より、ゴーストが入らない本当の文章の匂いがプンプンする。
一番おもしろいのは、ライバルや先輩以上に、自分の弟子を取り上げた文章。触れ合った時間が長いほど、文章が面白くなり、深みが出る。そういうタイプの濃いオヤジキャラ、最近は減ったような気がするなあ。
故人の人間味が、何とも言えない昭和親父の懐かしさを誘う。
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