六百六十円の事情

六百六十円の事情

671円 (税込)

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世の中には、いろんな人たちがいる。男と女。彼氏と彼女。親と子供。先生と生徒。そして爺ちゃんや婆ちゃんとか。その中には、「ダメ人間」と「しっかり人間」なんてのも。あるところに、年齢も性別も性格もバラバラな「ダメ」と「しっかり」な男女がいた。それぞれ“事情”を持つ彼らが描く恋愛&人生模様は、ありふれているけど、でも当人たちにとっては大切な出来事ばかりだ。そんな彼らがある日、ひとつの“糸”で結ばれる。とある掲示板に書き込まれた「カツ丼作れますか?」という一言をきっかけに。入間人間が贈る、日常系青春群像ストーリー。

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六百六十円の事情 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年09月29日

    "アタシの人生はいくつになろうと、まだまだこれからが信条なんで。"

    "人が変わるキッカケなんて、立派なことじゃなくていい。
    大層な志とか尊い決意とか、そういうものでなくてもいい。
    是非もなく、どうあってでも動きたいと思ったのなら、それに従えばいい。"

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月07日

    人の決意は意外なほど小さなことから生まれるのではないだろうか。
    それはもう、見つけるだけで奇跡のような。
    などと言ったら青臭いだろうか。

    平和な日常をもう少しだけ幸せに。
    心が温まる短編集。

    0

    Posted by ブクログ 2019年01月07日

    毎年夏がくると読み返してるなあと。
    入間人間さんの著作で一番好き。
    各キャラクターののんびりさと、ゆるくてすてきやなーと思える空気感が最高です。私もカツ丼は好きです。

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    Posted by ブクログ 2014年06月27日

    初めての入間一間の書物。みぃちゃんとかパラッとは読んだことあるけどそのへんの作風とは違って言葉そのまま日常の物語。オムニバス形式で、キャラの言葉の掛け合いが面白い

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    Posted by ブクログ 2012年12月07日

    登場人物ひとりひとりにスポットが当たっていき、登場人物が最後に一同に会する群像劇。こういう群像劇はたまらない。

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    Posted by ブクログ 2012年11月28日

    きっと根拠なんかないその楽観的な意見に、
    あっさりとやられてしまうのだった。

    (While my guitar gently weeps/生きてるだけで、恋。/パタパタパタ/愛とか祈りとか/老人と家/Q.これはオフ会ですか?A.いいえ、カツ丼です。/What a day)

    0

    Posted by ブクログ 2012年09月08日

    懐かしいような、爽やかな感じがたまらない。

    新鮮でもある。

    どーでもよくて、大切なそれぞれの気持ちに感動

    読み終わった時のスッキリ感と、
    読み終わっちゃったのかっていう切なさ
    満足感もあったんだけどね

    カツ丼食べると毎回思い出すんだろーな

    カツ丼食べに行ってきます

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    Posted by ブクログ 2012年06月15日

    小さなコミュニティの掲示板に書き込まれた
    「カツ丼は作れますか?」
    という一言によって、
    沢山の人たちが
    見えない糸で繋がっていく
    青春連作短編集。



    初めて読む作家だったけど
    カツ丼をめぐる群像劇という
    モロ自分好みの設定と、

    ビートルズの名バラードが
    一章のタイトルになっているのを見た時に...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年10月05日

    「カツ丼を作れますか?」と言う不思議なインターネットの書き込みで、結びついていく人たち。
    それぞれに悩みがあって、それでもその人その人の方法で決着をつけて、前に進んで行こうとする。
    老人の「私」が自分的にははまりました。自分もあんな風に、若いころの自分を忘れないように、年をとっていきたいと思いました...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月28日

    食堂のアルバイトのコックと同棲しているニートの女性。毎日ジョージ・ハリスンの曲を駅前でかき鳴らすが、全く収入のあてがない。高校でモテないグループにいる少年は、同級生の食堂の娘が気になる。ギターの女性の向かいに同棲している男は、万引きの多発する近所の本屋の息子。交わることのないそれぞれの人生が、ネット...続きを読む

    0

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