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Posted by ブクログ
根岸鎮衛の『耳嚢』から怪異譚を抽出、現代語訳で収録している。
其ノ壱 物怪、妖怪のうわさの怪 其ノ弐 幽霊の怪
其ノ参 憑き物の怪 其ノ四 動物の怪
其ノ五 植物の怪 其ノ六 怪異のうわさの怪
『耳嚢』は江戸時代に根岸鎮衛が約30年に亘り、多くの人々から
聞いた奇談・珍談を書き留めた、全10巻の雑話集です。
その中から、怪異譚を抽出して現代語訳しています。
1ページに満たない話から長くて9ページほどの、聞いた話を
つらつらと書き連ねているのですが、その量には驚かされます。
それらにより、多くの、幅広い身分の人々から得た、
その時代の巷説を知ることが出来ます。
単に酔っぱらって幽霊と五位鷺を間違えただけのような
他愛のない話があったり、一休和尚の逸話、小幡小平次や皿屋敷、
稲生武太夫の話が含まれていたりします。
現代とは異なる、生物たちの存在や怪異が身近にあった時代が
あったということのも、興味深かったです。
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