スピリチュアル政治学概論 佐藤誠三郎・元東大政治学教授の霊界指南

大川隆法

日本に残された時間はせいぜい10年。
憲法9条改正とは、「国家であり続けたいか、中国の属州となりたいのか」を問う重要テーマである！

中国・北朝鮮の脅威、同盟国アメリカの後退……。
これからの20年、日本は危機の時代を迎える！
民主党政権失政の真因。
二大政党制が抱える問題。
日米安保形骸化の危機。
9条改正に議論の余地はない。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 学術・語学 / 哲学・宗教・心理
• 出版社: 幸福の科学出版
• 電子版発売日: 2013年09月06日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[ブクログ · ★★★★★]

2022年10月19日
　何気なく読んだが、かなり勉強になった。２０１３年刊行なので、今となっては古いが。

　佐藤教授は、東京大学の政治学者であられた。大川先生とも２回ほどあっておられるし、大川先生も佐藤教授の授業を受けたことがあるようだ。

　・伊藤真（伊藤塾の）は、若干左翼系。
　・「為政者も法に支配される」という思想は、春秋戦国自体位に出てきた。
　・政治学の役割は、「約束事を守って、最大多数の最大幸福を享受できる、ユートピア社会を作ろう」という学問である。
　・教育の重要性、十分に教育を受けた者が普通選挙で投票し、多数決を取るから間違いが少なくなる。
　・武力政治でも、それによって他国の侵略から守られ、政治が安定するのであれば一概に悪いとは言えない。
　・歴史のif；もし南北戦争でリンカーンが負けていたら⇒南北分裂⇒アメリカは弱体化→ヨーロッパが強くなっていた？
　・クリントン政権時に、日本のライバルにさせるために中国にアメリカが肩入れをした、という事実がある。
　・自民党の派閥政治は悪いことばかりではない（意見集約、後生の教育など）。マスコミがそれを批判した。
　・日米安保を破棄すると日本は中国に侵略され終わる。
　・憲法９条は議論の余地なし。日本は国家たるべきか、否かということが問われているだけ。