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Posted by ブクログ
石ノ森章太郎さんの未完の遺稿を
息子さんの小野寺丈さんが補完した
「サイボーグ009」の完結編(小説版)。
全3巻のうち、第1~2巻は、
長い戦いが終わり、それぞれの安息の地で生活する
各サイボーグ戦士達のプライベート・エピソード…。
最後の戦い(第3巻)への伏線だらけで、
単独のお話としては尻切れトンボだけど、
それはそれで、いいでそぅ…。
第1巻は、001~004のエピソード。
個人的には、004のエピソードがよかったです。
003は、女性としての強さも欲しかったかな~。
第3巻は、
最後の戦いとなる神々との戦いとなる予定であり、
第1~2巻は、長い長いプロローグとなるのかな?
次巻への興味を持たせてくれるお話でした。
Posted by ブクログ
うーん、これは「009」のファンでないと、なかなか最後まで読めなそうだなあ。
「小説」として、かなり稚拙なんだよね。
いや、「頑張ってる」のはよくわかるんだ。著者は、石ノ森の遺志を継ごうという気概があるのだろうし、当然、妙なものを出すと彼の名声に傷が入るかも、みたいなことは考えているんだろうと思う。
だから、とても工夫して、気を使っていることはわかる。文章の端々から伝わってくる。
ただ…。それでも下手さはどうしようもない。もうかわいそうだがどうしようもない。
著者は別の方面ですでに活躍している人らしいし、そっちの方で才能を伸ばすことを考えりゃいいんじゃないかな。
ちなみに、ジェット編だけはなかなか読ますなあと思ってたら、ここだけ石ノ森が書いてたんだね。御大、さすがです。
Posted by ブクログ
あとがきに「これは、長年描き続けられてきたサイボーグ009という作品の、アナザーストーリーでも、パラレルワールドでもなく、あくまで、読者が愛してやまなかった最後の戦いに他なりません。
────と思って頂けるのが、作者の本意だと、僕はそう思っております」とあるが、私はその本意に背いて、これはパラレルワールドの物語と思う事にした。
一番はやっぱり004のパート。
004の身に起こった悲劇は、子供だった私にドイツという国を強く印象付け、子供だったのでそこまで明確に思っていたわけではないけれど、戦争は終わっても、国と国のイデオロギーの違いで起きる惨劇というしらしめたエピソードで、それがなかった事にされるというのは、受け入れるのは難しく、また、無理に受け入れねばならない事でもないと思うので。
それでもやっぱり、同じくあとがきに「明らかにボツにしようとしていたものも数多く含まれているはずです」とあるように、この004の設定は、ボツになったものの一つであって欲しいと思ってしまう。
002のパートについては、石ノ森氏が唯一小説の形で遺していた物語であり、まるで別人の(見た目ではなく性格が)『RE:CYBORG』を観た後だったので、そうだよね、002はこうだよね、とホッとしながら読んだし、001と003のパートも、変な言い方だけれど、それぞれキャラクターに似合う話だな、と思った。
それでもやっぱり、ストーリーがどうであるとかが余り頭に入らないほど、004のパートはショックだった。
故に★3つ。
この先も「これはパラレルワールドの物語である」と言い聞かせながら、残り5人のストーリーを読んでいこうと思う。
蛇足だけれど、サイボーグ009の舞台を現代に移すに当たって、001〜004までを『第一世代』として004のエピソードを残した平成版アニメ(それももう10年前の話なんだな)の設定は秀逸だと思っている。
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