文は一行目から書かなくていい ― 検索、コピペ時代の文章術

文は一行目から書かなくていい ― 検索、コピペ時代の文章術

1,100円 (税込)

5pt

電子メディア隆盛のいま、何をテーマに、どうのように書くか。
芥川賞作家・藤原智美が、プロとして身につけたテクニック。
そのすべてを伝えます。

いま、何をテーマに、どのように書けば、人の心を動かす文章になるのか。
小説からネットの文章まで、ノンフィクション作家でもある著者がテクニックを紹介。
同時に、本書は電子メディア時代における「書く」ことの意味を考察した
ノンフィクションでもある。
伝わる文章を書くことだけでなく、書くという行為そのものについて、
思いを巡らすための一冊。

──文章の本質は「ウソ」です。
ウソという表現にびっくりした人は、それを演出という言葉に置きかえてみてください。
いずれにしてもすべての文章は、それが文章の形になった瞬間に何らかの創作が含まれます。
良い悪いではありません。好むと好まざるとにかかわらず、文章を書くという行為は、
そうした性質をもっています。(本文より)


【目次より抜粋】
■まえがき:
・「書けない」が「書くこと」の第一歩
・「書くこと」は恥じらうこと
■第1章:あなたは9歳の作文力を忘れている
・文章の本質は「ウソ」である
・プロはこうやって文章力を鍛える
■第2章:プロ作家の文章テクニック
・すべてを書いてしまわず、次の日に繰り越す
・シナリオライターの「箱書き」手法
■第3章:名文の条件とは何か
・名文かどうかは、風景描写でわかる
・文章は真似から始まる
■第4章:日常生活で文章力を磨く
・インターネットの魔力に勝てるか
・1、2行の日記でも文章はうまくなる
■第5章:検索、コピペ時代の文章術
・コピー&ペーストが文章を殺す
・ランキング思考で直観力が衰える
■第6章:書くために「考える」ということ
・デジタル化時代の「考える」ということ
・書きたいテーマが見つからない

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

文は一行目から書かなくていい ― 検索、コピペ時代の文章術 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とても読みやすい文体です。
    文章の書き方・・・という本・・・ですかね、やっぱり。
    むしろ、モノの考え方・・・の本かもしれません。
    著者の思考がすっきりまとまっているため、文章の書き方の説明の中に、筆者のモノの考え方がすっぽりと入っていてそれが伝わっているのかもしれません。
    念のためですが、「簡単な文

    0
    2011年08月21日

    Posted by ブクログ

    アクション書評

    読み手を意識して書く。
    自分のカメラ位置を決める。
    形容詞に頼らない。
    感情が動いた日常の出来事を短い文で書き留める。

    0
    2011年06月28日

    Posted by ブクログ

    書くことについて僕なりに考えたり思ったりしていたことがわかりやすくまとめられていた印象があった。自分の価値観・考え方と近い内容が書かれている本は共感しやすく、したがって評価も高くなる。

    0
    2011年06月03日

    Posted by ブクログ

    面白くて1時間程度で読み切った。
    伝わる文章を書くためには、日々の心の動きをないがしろにせず、内面に目をとめて、それを言葉として残しておく。

    日記など書き続けることもひとつの方法。人からのフィードバックがある方がなお良い。

    0
    2023年08月19日

    Posted by ブクログ

    変なタイトルの本だが、中身はいたって真面目。
    近年の傾向(デジタル化、コピペ文化、検索の活用)に対して、良い文章を書くためにはどうすれば良いかを考察する。例えば、本を読み過ぎたり真似たりすると自分らしさが失われるという若い書き手がいるが、個性というものは、そんなことでは失われないと著者は言う。言葉遣

    0
    2019年06月30日

    Posted by ブクログ

    文章を書くにはどうしたらいいか、その心構えとテクニックを著者なりにまとめている。

    タイトルは、その一節からとっているが、一部の話なので、ちょっと内容全体と結びつかない気もする。

    特に前半がおもしろかった。
    後半のデジタルの話は個人的にはちょっと違う気もする。

    以下は読書メモ:
    (メモは文章で書

    0
    2017年10月26日

    Posted by ブクログ

    「伝わる」文章を書くには、自分の内面に、心の動きにきちんと向き合って、それを言葉に残していくことが大事だ、そしてそれが文章を書くにあたって不可欠な「考える」ということなのだ、という結論が味わい深い。文章を書くにあたっての技術的なことにもふれているが、冒頭の文章修行の話などの著者の”地”が出ているとこ

    0
    2014年07月16日

    Posted by ブクログ

    評判が良かったので、早速読んでみたいと思った本。
    価値ある内容だった。

    実践できそうな方法をメモ。
    ・逆接以外の接続詞を外す
    ・単語の羅列ではなく、たとえ短くても文章を日記に残す
    ・情報収集を省かない、怠けない

    0
    2012年09月09日

    Posted by ブクログ

    文章は一行目から書かなくてはいけないというルールはない。人の思考は断片的なものなので、思いついたところから順に書いていき、後は推敲時に組み立てればよいという考え方。その他、形容詞の使い方、コピペ時代の文章術、電子書籍と紙書籍の魅力の違いなど、環境によって変わってくる文章のあり方についても書かれていま

    0
    2011年12月25日

    Posted by ブクログ

    芥川賞作家の文章論。フレームワークのようなものではないけれど、文章を書く上で大事なことが書かれている。著者近影の写真で、著者がオジサマであることを初めて知りました。てっきり、女性かと。。。

    0
    2011年08月03日

文は一行目から書かなくていい ― 検索、コピペ時代の文章術 の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

藤原智美 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す