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Posted by ブクログ 2022年06月27日
経済小説家の高杉良による実名小説。会計事務所および会計事務所向けのサービス提供を行うTKCの創設者である飯塚毅の人生を描き、創設や事業運営、「飯塚事件」と呼ばれる国税庁との紛争などの指揮を通して、飯塚のフィロソフィを写している。公認会計士を目指す人は会計士として経営者の側に立つ会計士のあるべき姿を、...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月07日
TKCは全国会とか名前を聞くけれどよくは知らなかった、その創業者のお話。
・特に渡辺美智雄さんや平岡忠次郎さんの国会答弁のあたりが痛快かつ面白かった。
旅費の支出のお仕事などやったけれども、正直何のためにどういう歴史で日当があるのかよくわかっていなかった。各国の比較なども作中ででてきて全体像が少し...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年12月21日
本書は昭和の東京オリンピックの時代である。戦後昭和の官僚主導経済を成功モデルのように見る向きもいるが、官僚に潰された人々もいただろう。その意味で昭和は良かったとはとても言えない。むしろ官僚主導経済を批判する新自由主義に個人の解放につながる要素がある。飯塚も外資をクライアントとしていた。コンピュータ化...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年06月16日
経営基盤が脆弱な中小企業を支援するため、税理士・飯塚毅が編み出した「別段賞与」の手法が税務当局を刺激した。脱税指導だとして糾弾する国税局を相手に、納得のいかない飯塚は正面から闘いを挑む。訴訟が泥沼化する中で彼を支えたのは、家族や心の師の存在だった。「一円の取りすぎた税金もなく、一円の取り足らざる税金...続きを読む
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