凡人として生きるということ

凡人として生きるということ

794円 (税込)

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世の中は95%の凡人と5%の支配層で構成されている。が、5%のために世の中はあるわけではない。平凡な人々の日々の営みが社会であり経済なのだ。しかし、その社会には支配層が流す「若さこそ価値がある」「友情は無欲なものだ」といったさまざまな“嘘”が“常識”としてまかり通っている。嘘を見抜けるかどうかで僕たちは自由な凡人にも不自由な凡人にもなる。自由で平凡な人生が最も幸福で刺激的だと知る、押井哲学の真髄。

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凡人として生きるということ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2014年10月27日

    自由の意味について考えさせられる。
    真に自由であるとはどういうことか。

    オヤジたちは自分の欲望に対して純粋なのだ、と押井守は言う。

    <オヤジは自分がやりたいことが、はっきりと見えている。世間のデマに惑わされた価値観ではなく、自分の本質を見極めたうえでの欲望のありかが分かっている。>

    なるほど。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年11月19日

    数年前、仕事のことで「煮詰まった」時に読んで、心が軽くなった本。
    今は「煮詰まってるわけ」じゃないけれど、無性に読みたくなって再読

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    Posted by ブクログ 2014年09月09日

    「人間というものがいい加減なものである以上、人間社会もまた、ある程度はいい加減に運営されているのが正しい方法ではないか。」格差“是正”論議の過熱や不祥事バッシングなど、潔癖症的な社会風潮を危険視する。

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    Posted by ブクログ 2023年07月08日

    現代は嘘やデマが溢れている。それが、あたかも常識のように蔓延っている。そのことに気づき、自分で生き方を決め、社会とどう関わっていくかが、本当の意味での大人であり、本当の意味での自由である。

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    Posted by ブクログ 2018年11月05日

    現実を見据え、極端に走ることなく、中庸を進むことが人間社会を生きる知恵

    多少の格差があろうと、それをおおらかに、いい加減に許してしまう社会が一番いい。

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    Posted by ブクログ 2018年08月22日

    映画監督、押井守さんが、主に若者について、あるいは若者に対してつぶやいた書。
    まさに、「つぶやき」というか、「叫び」というか、まぁそういう感じで、思いの丈を綴っている一冊です。
    私が思うに、このおじさんの言葉を一番に聞いて欲しいのは、若者たちのように思います。
    年季の入ったおやじだからこそ言える、人...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年07月15日

    さすが押井。
    疑うという姿勢が貫きとおされており、易しい口調で伝わってくる。
    凡百の自己啓発書は吹き飛んでしまう。

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    Posted by ブクログ 2014年01月18日

    早くオヤジになりたい。
    オトナになるのとは楽しいこと。学生のころが人生で一番楽しいのだったら年を取る意味がないということを教えてくれた。面白かった!

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    Posted by ブクログ 2012年07月08日

    何気なく見つけて買った本。
    著者の作品は実は1つ(スカイ・クロラ)しか観てない。
    けど、これを読んでいて、押井さんの作品を観たくなった。

    この本のタイトルはちょっと置いておいて(確かに、そのタイトル通りの話も展開されているのだけど)、各章で言及されていることや考え方は刺激的だった。わかりやすくスト...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年05月14日

    すごい発見をしたわけではないですが、なんだか今までごちゃごちゃ悩んでいた頭が少しスッキリしました。病院の待合で1時間程度で軽く読めてよかったです。

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