船乗りクプクプの冒険

船乗りクプクプの冒険

440円 (税込)

2pt

宿題をなまけて本を読み始めたタローは奇妙なメマイとともに、物語の世界に陥ち込んだ。執筆途中で姿をくらましたキタ・モリオ氏のために大海原を漂うはめになった主人公クプクプに変身したのだ。物語の結末を求めて無責任作者を追うクプクプとその仲間の前に、つぎつぎと現われるメチャメチャの世界。読む人を思わず青い海へ、空想のたのしみへとひきこむユニークなメルヘン。

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船乗りクプクプの冒険 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2012年07月28日

    中学1年の時、私を本の世界に導いてくれた一冊。北杜夫とは思えない馬鹿馬鹿しい内容で、本を読む楽しさだけでなく、書く楽しさまでもが読んでいて伝わってくる。小中学生に読んで欲しい

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    Posted by ブクログ 2012年04月11日

    中学時代の愛読書。こんな面白い小説があっていいんだ!と感動した。登場人物が、みんな可愛らしくて素敵。

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    Posted by ブクログ 2011年12月29日

    小学生の頃の愛読書。大きなハードカバーで何度となく読み返し、どうすればクプクプと友達になれるのか、読むたびに切ない想いをしたものだ。

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    Posted by ブクログ 2015年11月29日

     著者の北杜夫さんが作中にキタ・モリオ氏として出てくる面白さもあるけれど、それだけではなく、人生の教訓や社会のルールなどが話に織り込まれており、子供の時にも一度読んでおきたかった、将来子供をもったら読ませたい、と思える作品。でも、大人になってから読んでもワクワクできると同時に、大切なことを再確認でき...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年10月26日

    私の中の北杜夫ベストワンです。

    子供の頃に読んで、それは面白かったと記憶しています。今、私がもし、この本の中に入って冒険してきてってって言われたら喜んでダイブしちゃいますね(笑)

    享年84才。惜しい方が亡くなりました。ご冥福をお祈りします。

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    Posted by ブクログ 2011年09月01日

    小学校4年生くらいまで、ほとんど本を読まなかった自分が、母にすすめられたこの本をきっかけに読書の道へ。そういう意味で記念すべき1冊。

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    おれを本好きにしたのは北杜夫さんだと思います。大人の童話ってゆうか、そんな感じで。ある少年がいつの間にか本の世界に入っちゃって大活躍って感じなんですけどなかなかにおもろいっす。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

     遅筆の三文作家「キタ・モリオ」の中途半端な小説を世界で唯一買ってしまった主人公タローはこの小説の世界に「クプクプ」として迷い込む。物語から抜け出すために逃げ出したキタ・モリオを追う冒険小説である。北杜夫氏自身が船医だったこともあって、航海の様子は巧み描かれている。時にパロディ的な皮肉あり、時に少年...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年09月06日

    まぁ確かに子供向けの本ですよね、そういう意味では良い本なんだと思います。がすれてしまった今となっては、ダークな部分が足りないなと思ってみたり。
    駄目ですなぁ、当方。こういう本は無心で読んでクスっと笑わないといけないものなのに。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    北杜夫はエッセイしか読んだことなかったのですが、ここで物語を読んでみました。

    読みやすいわかりやすい、ちゃんと終結している(納得できるかできないかは個人による)お話。これを読んだのは小学生の頃だったから余計にそう思った話。
    クプクプという名前ネタにこだわらなければもっと好きになったと思います。早く...続きを読む

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