楽隊のうさぎ

楽隊のうさぎ

572円 (税込)

2pt

「君、吹奏楽部に入らないか?」「エ、スイソウガク!?」――学校にいる時間をなるべく短くしたい、引っ込み思案の中学生・克久は、入学後、ブラスバンドに入部する。先輩や友人、教師に囲まれ、全国大会を目指す毎日。少年期の多感な時期に、戸惑いながらも音楽に夢中になる克久。やがて大会の日を迎え……。忘れてませんか、伸び盛りの輝きを。親と子へエールを送る感動の物語。

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楽隊のうさぎ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月27日

    中学生の頃から何度か読んでいた本。
    今読むと、受ける印象が全然違って面白かったです!自分が中学生だったときには分からなかった、先生や母親の気持ちが少しは分かるようになった気がします。

    まだまだ未熟な中学生たちが成長していく様が生き生きと描かれていて、学生たちが主役の作品は数あれど、これは間違いなく...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月19日

    自分も学生の頃から吹奏楽部で共感できるところがたくさんあり、中学生の頃から何度も読み返していて表紙がボロボロになるほどです。

    本番の緊張感や演奏の描写がわかりやすく、文面で音が聞こえなくても演奏を聴いているようでした!

    吹奏楽部経験者はぜひ読んでほしい!!
    あと、中学や高校の現代文の問題に使われ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月30日

    中学吹奏楽部。
    今のメンバーで、
    その一瞬でしか出せない 音。

    今すぐ、音楽を
    始めたくなる一冊。

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    Posted by ブクログ 2015年03月13日

    もう何度目かはわからないが、ひさしぶりに読んだ。私の大好きな小説のうちのひとつ。ブラバンのこと、親との関係、クラスの雰囲気、どれをとっても自分の中学時代を蘇らせてくれた。特に私が好きなのは、演奏中の描写である。音楽は、イメージである。ここでは、音楽を聴くと思い浮かぶ情景そのまま言葉にしてくれている。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年08月15日

    克久の中で静かにテンションが上がって行くのが良い。

    なんでこの主人公は吹奏楽部に入ったのか?という
    本人ですら説明できなかった不思議を、
    しばらくしてさらっと種明かししてたりする。

    裃を着たうさぎが面白い。
    うさぎそのものも、うさぎを中に住まわせる克己も。

    「猛烈な個性を主張している」部員たち...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月08日

    一年前に逃してしまった全国大会への切符を逃してしまったと言う苦しさを生かして、先輩となった克久たちが頑張っている姿を見て感動した

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    Posted by ブクログ 2021年12月16日

    小学校でいじめられていて、心を灰色に塗り固めるのがうまくなった克久は、中学生になり、何故かブラスバンド、吹奏楽部に入部することになる。
    子供から、少しずつ大人に成長していく。克久の心のなかで、いつのまにかウサギが踊り出す。
    少年、少女達は、全国大会で、素晴らしい音色を奏でるよう、成長していく。
    素直...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月15日

    小学校の頃に友達と折り合いの悪かった克久は、中学に入った途端、先輩の勢いから吹奏楽部に入部してしまう。吹奏楽部ではパーカス(打楽器)を担当し、同級生の女子たちと奮闘しているうちに、折り合いの悪かった友達との関係も変わっていく…。

    今年のテーマである、楽器が出てくる本蒐集の一環。続編らしきものも見つ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月22日

    小学校時代いじめにあい、心を灰色に塗り固めることで過ごして来た克久。中学になりブラスバンド部に入部した事で成長し、変わっていく。克久の心情の変化や行動のきっかけを、心に棲むうさぎのイメージで表現されているところが好き。入試の問題文にもよく使われている。同じ作者の『うさぎとトランペット』は続編??気に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年05月23日

    いじめられっ子が立ち直る話、という印象は意外となくて、彼の成長過程として淡々と乗り越えていく感じが、読んでいてとても気持ちが良かった。

    いちいち完結させずにさばさばと進んで行く文体もけっこう好きだけど、テーマが音楽で共感できたからまだついて行けたって気もするな。

    私は音楽を始めたのが大人になって...続きを読む

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