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「君、吹奏楽部に入らないか?」「エ、スイソウガク!?」――学校にいる時間をなるべく短くしたい、引っ込み思案の中学生・克久は、入学後、ブラスバンドに入部する。先輩や友人、教師に囲まれ、全国大会を目指す毎日。少年期の多感な時期に、戸惑いながらも音楽に夢中になる克久。やがて大会の日を迎え……。忘れてませんか、伸び盛りの輝きを。親と子へエールを送る感動の物語。
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Posted by ブクログ
初めて読んだのはきっと発売後間もない頃。おそらく20年振りくらいに読みました。手にとったら一気であっという間、やっぱり素晴らしい世界でした。この年代だからこそ味わえる思いってありますよね。今もこのような子供たちが沢山いて練習していることでしょう。今はなき普門館が懐かしかったです。もちろん次は続編です...続きを読む。
中学生が主人公である。まもなく高齢者の私にとって、半世紀前のことである。でも、面白かったし、ワクワクした。運動系の部活しかやってない私には、音楽の部活の緊張感が新鮮でした。その緊張感が、しっかり読者に届く小説でした。
中学生の頃から何度か読んでいた本。 今読むと、受ける印象が全然違って面白かったです!自分が中学生だったときには分からなかった、先生や母親の気持ちが少しは分かるようになった気がします。 まだまだ未熟な中学生たちが成長していく様が生き生きと描かれていて、学生たちが主役の作品は数あれど、これは間違いなく...続きを読む名作のひとつだと思います(*^^*)
自分も学生の頃から吹奏楽部で共感できるところがたくさんあり、中学生の頃から何度も読み返していて表紙がボロボロになるほどです。 本番の緊張感や演奏の描写がわかりやすく、文面で音が聞こえなくても演奏を聴いているようでした! 吹奏楽部経験者はぜひ読んでほしい!! あと、中学や高校の現代文の問題に使われ...続きを読むるのをよく見ます。
中学吹奏楽部。 今のメンバーで、 その一瞬でしか出せない 音。 今すぐ、音楽を 始めたくなる一冊。
もう何度目かはわからないが、ひさしぶりに読んだ。私の大好きな小説のうちのひとつ。ブラバンのこと、親との関係、クラスの雰囲気、どれをとっても自分の中学時代を蘇らせてくれた。特に私が好きなのは、演奏中の描写である。音楽は、イメージである。ここでは、音楽を聴くと思い浮かぶ情景そのまま言葉にしてくれている。...続きを読む一度も聞いたことのない音楽の情景が浮かび、そして、実際に音楽をきいてみたときの感動たるや。大会での緊張感や、部活仲間との関係など、すべての場面が私の中の甘酸っぱい思い出と呼応するのだ。そして何より私が関心したのはいじめについての描写である。私自身が救われたような気持ちがするのだ。
克久の中で静かにテンションが上がって行くのが良い。 なんでこの主人公は吹奏楽部に入ったのか?という 本人ですら説明できなかった不思議を、 しばらくしてさらっと種明かししてたりする。 裃を着たうさぎが面白い。 うさぎそのものも、うさぎを中に住まわせる克己も。 「猛烈な個性を主張している」部員たち...続きを読むの 群像劇にもなってるので大満足。
一年前に逃してしまった全国大会への切符を逃してしまったと言う苦しさを生かして、先輩となった克久たちが頑張っている姿を見て感動した
小学校でいじめられていて、心を灰色に塗り固めるのがうまくなった克久は、中学生になり、何故かブラスバンド、吹奏楽部に入部することになる。 子供から、少しずつ大人に成長していく。克久の心のなかで、いつのまにかウサギが踊り出す。 少年、少女達は、全国大会で、素晴らしい音色を奏でるよう、成長していく。 素直...続きを読むに、心が晴れ晴れとするいいお話です。
小学校の頃に友達と折り合いの悪かった克久は、中学に入った途端、先輩の勢いから吹奏楽部に入部してしまう。吹奏楽部ではパーカス(打楽器)を担当し、同級生の女子たちと奮闘しているうちに、折り合いの悪かった友達との関係も変わっていく…。 今年のテーマである、楽器が出てくる本蒐集の一環。続編らしきものも見つ...続きを読むけたので購入済みである。 克久というすぐに自分の殻に閉じこもってしまうキャラクターの少年を主人公に据えているのは、なかなか珍しいのではないか。周りには誰にでも快活に挨拶をする同級生のトランペット女子、天性のリズム感のある小柄の少女に加え、美貌で中学生など相手にできないという先輩など、魅力的なキャラクターを散りばめているのだが、少々出し過ぎなのではないかと思われる。 実際に、誰が誰なのかわからなくなっていくしね。 作者は吹奏楽部出身であろうことはよく分かるし、おそらくパーカッションだったのであろう。某アニメの始まりもそうだったが「銀賞で残念」などというのは、経験者にはあたり前のことなのだろうが、こういうものは少し説明はほしいところだ。 一方で、他のパートの描写は知らないからか、かなりいい加減だ。また、この手の創作で難しいところなのかもしれないが、せっかく学校に通っているにも関わらず、登校と放課後だけというのはもったいないと思うんだよねえ。 家庭事情も、面白くなりそうなところでぼやかされたままとなるので、全体に締まりのないところが気にはなった。 時間の経過も突然数ヶ月進んだりという部分があり、どんどん読み進めていくと言う作品ではない。のんびりとそういうこともあるんだね、というように読むのが楽しい作品だ。 ところで、タイトルにもある「うさぎ」の部分や『シバの女王』の演奏時の曲の説明など、妙に1980年代のおしゃれ小説っぽい、意味がありげでなさそうな描写はどうなんだろうね。みなさんは読み飛ばしてる? (楽器が出てくるので甘め採点)
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