さすらい

さすらい

572円 (税込)

2pt

4.4

反政府的な作品のために迫害されて、日本から姿を消した人気作家・三宅。彼が遠い北の異国で客死したという知らせを受けた愛娘の志穂は、遺骨を受け取るため旅立つ。一方、三宅を恐れる政府の要人・中田はその死を疑い、刺客と共に北へ向かう。最果ての地で志穂と中田を待ち受ける思いがけぬ真実。愛と憎しみのもつれが招く新たな悲劇。近未来を舞台に描く、異色のサスペンス・ロマン。

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さすらい のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2014年11月21日

    設定が面白い。

    共通の敵
    愛される登場人物
    逆境に屈せずそれぞれが行動し絡み合っていく…

    軽快です。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ちょっと寄り道。100選じゃないけど赤川さんの新刊なので読んでしまいました。
    相変わらずさーーっと読めてしまって素敵☆w
    私は重い本は苦手なので彼くらいスッキリ読めるのが好きです。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年06月25日

    文庫版刊行が2006年、連載は約20年前の作品だが、まさに今の日本人が感じている恐怖が描かれているようであった。
    赤川次郎には珍しい、ディストピア小説だが、ウクライナ侵攻が進む2022年現在読むと、明日は我が身感がヤバい。
    読みながら、SNSで公開しちゃえばいいじゃん、とか、YouTubeに動画上げ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年08月07日

    志穂とその娘真由。
    志穂の父親は海外に逃亡している。

    なぜ国を追われたのか,
    なぜ報道が規制されているのか,
    なぜ子供を育てる施設が認められないのか,
    わからないことが多い。

    作家三宅邦人と,その娘,さらに孫。

    もともとは漁師の死亡が間違って三宅の死亡と報道される。
    その後、い...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年10月17日

    「さすらっている」のは日本の方なのだ。
    日本が行き先も見えぬ闇夜の中で
    レーダーもなく、航海を続けているのだ。

    この言葉が忘れられません。

    0

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