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Posted by ブクログ
中央アジアのあたりにいた人々。ユーラシア大陸を駆け巡る。遊牧の民。商人。定住化。部族間の抗争、融合。支配者の交替。大陸は広く、文化ははるか遠い時間から紡がれている。思いを巡らせると雄大な気持ちになる。現在のかの地は殺伐とした印象がある。けれども、そこに住む人の胸にこの歴史に対する誇りがあるのだろう。(歴史になってしまうと部族間の駆け引きすらも美化してしまう自分に気づく。)部族間の駆け引きの時代を経て地球に住む人として何とかやっていく仲間になりたい。支配・被支配という関係ではなくうまくやっていた時代もあったようだ。そのやり方は参考になるのではないか。アーリア人であることで高貴な人種であることとしたかった西欧人。西欧人が作り上げた「人種」のからくりがとてもおもしろい。
Posted by ブクログ
ゾロアスター教などの著作もある著者が、イラン系アーリア人を中心に解説をしている本である。
アーリア人というと、ヨーロッパのドイツが戦時中に、アーリア人という言葉を使ったことで有名であるが、本来は、インド・イラン系のアーリア人が正当な使い方であり、20c初頭の言語分類の間違いからアーリア人が適切に使われていない。
イラン系アーリア人として遊牧民型、定住地型に分けて、それぞれを解説しているが多くの民族が出てきていて、途中で混乱することがあり、そのあと本書で確認した。また、巻末の方には簡単ではあるが、インド系アーリア人と、ヨーロッパ系アーリア人が載っている。
とにかく、アーリア人(インド系がメインで)を知りたい人には、格好の入門書だと思う。
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