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アメリカはシェールガスを日本に売らない! 中国の「資源成長」はまだ続く! 近年、シェールガスをはじめとする非在来型天然ガスの生産量が急増し、アメリカが再びエネルギー覇権を握る、と言われている。アメリカがエネルギーの純輸出国に転じることで、長らく続いてきたドル安のトレンドも反転し、ドル高に向かうという。さらにシェールガスは頭打ちになった産油国の在来型石油を補い、CO2の排出量も半減させるだろう、と。まさによいことずくめのように思われる「シェール革命」だが、はたして現実の世界はそのように進むのか。本書は資源問題のプロフェッショナルである著者が、二十一世紀における世界の商品市場の新しい動向、ならびに世界経済の命運を握る中国・アメリカという二大国のエネルギー獲得戦略を見ながら、アメリカ発の「シェール革命」が、日本と世界にとって有益か否かを論じるものである。世界経済の動向を読むうえで必見の書である。
...続きを読むPosted by ブクログ 2014年10月26日
近頃、再生可能エネルギー普及に関する本を多く読んだ。
そのような本には相対して、現実的で幅広い視点から世界経済の流れ、コモディティ市場の流れ、そして今後の同行を描いたものだった。
夢見がちな自分の性格からして、この本の内容はそぐわないのではないか(再生可能エネルギーへのシフトの非現実性、化石燃料社会...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月08日
シェール革命について書かれたものというよりは、世界の資源エネルギー情勢を概観したものといった方がふさわしい。シェール革命については、アメリカならではの革命だとか、日本には単純に安くは輸入できないとか、今となっては常識となっているような解説が多かったが、中国を中心とした世界の資源情勢の教科書としては悪...続きを読む
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