斬ばらりん

斬ばらりん

671円 (税込)

3pt

4.0

鉄炮担ぎ妻子を連れ活躍の幕末ヒーロー登場!

主人公は薩摩藩の合伝流鉄炮師範であり、十五匁筒の使い手としてその名を知られた斬(しばし)善次郎、三十歳。先代の英明藩主・島津斉彬から重用されていたが、斉彬の突然の死で藩の実権を握った島津久光に疎んじられ、ある秘密を守るため、突如、妻子を連れて脱藩する。その秘密を知るのは謎の死を遂げた斉彬といまは奄美大島に蟄居させられている西郷隆盛のみ。善次郎は薩摩藩からの討手を逃れながら、熊本から長崎へと流れていく。善次郎の表向きの脱藩の理由は処遇への不満。洋式鉄砲の採用により、旧弊な火縄銃は片隅に押しやられ、善次郎は藩の要職から追いやられていた。討手から逃れる先々でその百発百中の火筒の腕前を発揮する善次郎の周囲に、幕末を彩る人物たちが踊る。動乱の時代を舞台に繰り広げられる幕末エンタテインメント小説。

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斬ばらりん のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2013年10月02日

    冒頭の臓物臭い派手な立ち回りに度肝抜いたが、読み進むに連れ善次郎の人間離れした強さが痛快だ。萌と爽母子の会話に笑いの中に機微があってほのぼのする。凄惨なシーンと追われる緊張感にバランスがとれている。
    物語に挿入される遣米使節団に随行する勝麟太郎の小ちゃさが際立ってて笑える。
    これ、どう見ても序章でし...続きを読む

    0

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