食べる日本近現代文学史

食べる日本近現代文学史

726円 (税込)

3pt

3.0

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正岡子規は、死ぬ直前まで食べ、排泄し続けた。村上春樹は、食事を作ることで、新しい小説世界を生み出した。谷崎潤一郎は、戦中闇市で警察に目をつけられるほど食べている、だからこそ性愛や心情を、見事な食べ物に置き換えて小説にすることができた。食べること、生きること、書くこと、その欲望は果てしなく、恐ろしい。食べ物を描いた小説と作家の生き方を軸に、私たちの生きる意味を考える、楽しく美味しい文学史エッセイ。

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食べる日本近現代文学史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年07月21日

    食べ物と文学の相性に関してはその良さは折り紙付きである。

    食卓を囲むシーンに家族愛を投影し、男女間の愛情を示すにも、
    食事が重要なファクターになることは誰にとってもナットクの落としどころである。

    この本には食堂かたつむりから始まって先生の鞄、川端作品、かもめ食堂など、
    とにかく読むだけでお腹が減...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年06月08日

    20130607 料理と小説の関係。あまり意識した事が無かったので新鮮な感じだった。読んで無い本も読んだ本もまたまた読んで見たくなった。

    0

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