町奉行日記

町奉行日記

737円 (税込)

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着任から解任まで一度も奉行所に出仕せずに、奇抜な方法で藩の汚職政治を摘発してゆく町奉行の活躍ぶりを描いた痛快作『町奉行日記』。藩中での失敗事をなんでも〈わたくし〉のせいにして、自己の人間的成長をはかる『わたくしです物語』。娘婿の過誤をわが身に負ってあの世に逝く父親の愛情を捉えた短篇小説の絶品『寒橋』。ほかに『金五十両』『落ち梅記』『法師川八景』など全10篇を収録。

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町奉行日記 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月03日

    生きているとたくさんの辛いこと、悲しいことがあるけれど、そこに勇気を持って乗り越えた時、あたたかな愛に包まれるのだと感じた。
    人の奥底に眠る善意を信じたいと思う。

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    Posted by ブクログ 2018年08月30日

    時代劇、人情モノ中心の短編集。一つ一つの話がキッチリしていて、短話にもかかわらずそれぞれに満足感があった。主君亡き後の謀反の顛末を書いた「土佐の国柱」、着任後に出仕しない町奉行が何をしていたか「町奉行日記」、落語を意識してる作りの「わたくしです物語」など。通勤中に読み進めたが、続きが気になって行き帰...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年11月04日

    「きかせられないラジオ」村山アナ推薦の「わたくしです物語」目当てに購入。この話も面白かったけど、他の短篇も楽しい。「土佐の国柱」表題作「町奉行日記」がお気に入り。これが昭和27年の作品とは!

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    大衆小説を扱っている色々な雑誌に掲載された短編を集めたものです
    内容がすばらしいです。特に文章が巧妙だったり、ストーリーに意外性があったりする訳ではありませんが、非常に好意の持てるキャラクターと人間味あふれるストーリーに惹かれます。「惹き付けられる」といった強い感じではなく、ふわふわと、「あぁ、うま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    映画にもなった表題作は良かった。
    一度も奉行所に出勤しない小平太が、裏取引の巣窟を掃除する物語。誰が味方で、誰が敵か推理しながら楽しめた。
    奉行所の役人の日記と通常の物語が入れ子で展開するのも新鮮な手法でした。

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    山本周五郎って言えばラストのどんでん返しでしょ!という人が知り合いにいますが、ほぉそーなのかと思って読んでみたら本当にどんでん返しの連続で面白い!こーゆー江戸を舞台にしたようなの敬遠してたけど、かなり笑えて泣けていい話満載です。わたしは「わたくしです物語」が一番のお気に入り♪

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    10の短編からなる、短編集。
    それぞれの登場人物の生き様が、切なくて格好良いです。
    涙腺の弱い人は泣けるので注意。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    僕の書棚の一番、手に取りやすい場所にあるのが山本周五郎です。
    何を言いたいかは判るでしょうか?
    僕にとって、そんな存在です。

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    Posted by ブクログ 2022年11月08日

    山本周五郎の短篇小説集『町奉行日記名』を読みました。
    ここのところ、山本周五郎の作品が続いています。

    -----story-------------
    着任から解任まで一度も奉行所に出仕せずに、奇抜な方法で藩の汚職政治を摘発してゆく町奉行の活躍ぶりを描いた痛快作『町奉行日記』。
    藩中での失敗事をなん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月03日

    表題作はいかにも映像化されそうな感じ。
    人物・背景設定の面白さ・痛快さもそうだけれども、この作家が持つ読み手に対するイメージ喚起力は相当なもの。
    実際にクロサワという映画史に残る巨匠への影響力を考えれば分かるというもの。

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