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Posted by ブクログ 2011年07月07日
有名無名年齢性別既婚未婚等一切不問のファックス&メール短歌の会「猫又」。穂村&東の人気歌人ペアと「猫又」主催者が、短歌について語ります。
このシリーズ(もう一冊は『短歌があるじゃないか。』)のおかげで、私は短歌に目覚めまることができました!
というわけで、まずはお礼を言いたい。どうもありがとうご...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年03月25日
穂村さんと東さん、大好きな2人の歌人がどんなふうにほかの人の短歌を詠むのか、すごく興味があって読みました。たった三十一文字の中に世界の一瞬を閉じ込める。歌人という人たちは、自分の内と外を誰よりも真摯に見つめる技術を持った人種だと思う。
一瞬の閃き、それを生かすための技巧。何よりも、短歌という表現への...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月08日
同人のノリに始めはついていけないような冷ややかな空気があるのだが、だんだんに同人たちが短歌を本質的に求めるようになり、読み手は同人たちを知っていく。どちらも歩み寄りつつ同じ方向を向いて終わる感じが良い。
穂村弘と東直子の感覚の違いなども見ていて面白い。
穂村弘が理詰めで表現を探していることがわか...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年03月28日
まず、『猫又』のはじまりに、面白さを感じました。
いわゆる「短歌が好きな人の短歌」ではなく、
素人の「こんなのもありなのだ!」という短歌の中にも面白味がある、
それを評することが、こんなにも面白いのだ!
という感覚を味わうことができました。
もちろん、具体的な短歌のテクニックも、学べます。
短歌...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月18日
椎名隊長の怪しい体験隊では、ドレイの沢田。吉野朔実劇場ではワインを飲んでる人。実は編集者の沢田康彦さんが小林恭二の短歌パラダイスに触発され、素人結社をつくる。(小林氏は俳句関連の著作が多いのに)
素人の作と思って読むと、これが物凄く面白い。プロから見たら、傷はあるんだろうけれど、型に嵌らず、ぐいぐ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月19日
一般公募した短歌を、3人の歌人がテーマ別に批評していく一冊。対談形式で書かれているから読みやすい。詩や短歌の面白さがわからなかったが、多少なりとも触れてみることで、制限があることではじめて得られる視点があると気づけた。
<第二の教訓は、限定や限界の必要ということです。いいえ、別に難しい話ではあ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年10月04日
有名無名を問わず短歌が好きな人々で結成された短歌結社『猫又』
猫又で生まれた歌を、穂村弘、東直子という気鋭の歌人が愛情豊かに感想を述べていきます。
作法としては当然こうすべき、という指摘はありますが、
感情に対して寧ろこうあるべき、という押しつけがないので、色んな解釈を楽しむことができ、理解しや...続きを読む
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