これがニーチェだ

これがニーチェだ

935円 (税込)

4pt

ニーチェが問うた真に本質的な問題とは何か。哲学とは主張ではない。徹頭徹尾、問いである。〈神の死〉を語り、道徳を批判し、力への意志を説いた希代の哲学者の問いの構造を、見るも鮮やかに抉り出す快著。(講談社現代新書)

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これがニーチェだ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    正直、あまり分からなかった。ニーチェ思想がニヒリズムの代表例で、生に意味がないという事を自明にした上で、生を味わい尽くそうとする姿勢であることは、改めて理解することができた。よく誤解されてるのは、ニーチェは生きる意味なんてないから、退廃的で何も頑張る必要もないんだと諦めの思想で捉えられることがある気

    0
    2025年07月10日

    Posted by ブクログ

    まずニーチェを知ろうと思い「ニーチェ入門」を読み込み、次にこれを読んだ
    非常に衝撃を受けた。自分の中にあったニーチェ感がまさしく全て転倒された。
    「ルサンチマンの哲学」を次に読んでみたい

    0
    2024年10月17日

    Posted by ブクログ

    読むのにとても疲れた。
    しかし、こうした哲学的なプロセスはとても面白かった。

    わからない用語や一般的なニーチェ空間の扱いについては、山川の倫理用語集を参考にした。
    一歩一歩、対話形式で読むといいかもしれない。

    0
    2022年05月16日

    Posted by ブクログ

    難しい. どうまとめたら良いか,上手く表現できない. ただ多くの気づきがあ流と同時に味わいきれない歯痒さもある.


    ============================

    筆者の問い
    ・ニーチェや彼の哲学について書かれたにある何か有益なものを抜きだそうという姿勢への批判
    ・多くの書物がニーチェ

    0
    2021年12月12日

    Posted by ブクログ

    タイトルが不遜だとして批判している評を頻く見かけるが、誤読するを語るに落ちていることに失笑せざるを得ない。もちろんこのタイトルは意図的に一種のギャグであり、ニーチェ流デュオニソス的明るいニヒリズムの正鵠を得た表現である。ニーチェキーワードを時系列に並べながら、むしろ非論理的に、古い言い方ならスキゾ的

    0
    2016年05月09日

    Posted by ブクログ

    昔読んだような気がするが、なんとなく気になって読むことに。結果、大正解。誤解を恐れずに言えば、たいしたことは言ってないんだが、当たり前のことを回りくどく言う、いや示すのは気持ちいいなと。

    もちろん完全に永井さんのことを理解はしてないが、この本から肉をそぎ落として骨だけにするとそうたいしたら、相対主

    0
    2015年10月03日

    Posted by ブクログ

     一応全部読み終えては見たものの、あまりわからなかった。哲学的な素養が僕にないだけかもしれないが、ちょっと断片的にわかったような気がするところがあると思ったら、またすぐにわからなくなった。何回も繰り返し繰り返し読んで咀嚼したい

    0
    2025年11月27日

    Posted by ブクログ

    自身がニーチェについてよく知らないということがわかった。しばらくしてもう一度読んだらもう少し自分なりに咀嚼できるかもしれない。今分かるのはニーチェの考えは視点によって解釈が変わること

    0
    2025年09月03日

    Posted by ブクログ


    ルサンチマン(弱者)を内包した社会やキリスト教を批判し、ニヒリズムを克服し、生を肯定するためのニーチェの問いを整理した本


    #講談社現代新書 #永井均 「 これが #ニーチェ だ 」


    内容としては かなり難しいが、#ツァラトゥストラ 「精神が 駱駝となり、獅子となり、子供になる」の意味がよく

    0
    2025年04月20日

    Posted by ブクログ

     これぞタイトル買い。

     ニーチェの本は読んだことがない。今まで読んだ本にたくさん引用があったけれど。100分de名著のようなものを読むのをやめて原典にあたろうと思っていたものの、これは積dle。

     この本は著者の永井氏のニーチェ論であり、学術的な「正しい」ものを解説しているというよりは、ひとり

    0
    2022年02月08日

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