時刻表ひとり旅

時刻表ひとり旅

935円 (税込)

4pt

3.9

本来見るはずの時刻表を丹念に読んでいくと、そこには超過密ダイヤを軽業師のようにさばくスジやさんの見事な腕前が浮かんでくる。ローカル線から通勤列車まで国鉄全線完乗の快挙! もしくは怪挙? をなしとげた著者は、また時刻表の40数年間におよぶ熱烈なファンである。ダイヤのつくられ方、全線区架空討論会、時刻表名所めぐりなど蘊蓄を傾けた本書は、思わずニヤリとさせながら、鉄道の旅へ誘う楽しい大人の読物である。(講談社現代新書)

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時刻表ひとり旅 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年03月26日

    初期のエネルギーが満ち溢れている。
    時刻表への数理?的な視点が多い。白紙改正の解説とか、論理的ながらも親しみやすい筆致。一つの到達点かなあ。

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    Posted by ブクログ 2017年09月01日

    著者ほど時刻表を深く読んではいなかったが、チャレンジ2万キロを時刻表の上だけで、接続を考えながら旅していた頃を懐かしく思い出した。第二章の国鉄全線大集会が楽しい。本書を読んでいたら無性に鉄道旅がしたくなったので、実は昨日(2013/7/5)本書をお供に旅に出た。

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    Posted by ブクログ 2021年05月13日

    鉄道の魅力を文章で表現できる数少ない人。昨今、WEBなんかでよく目にする「ボクちゃんこんなことまで知ってます」的な文章でないのが好きな。紹介されている列車や線区を見ると、「こんな時代もあったなぁ」と感慨深くなる。

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    Posted by ブクログ 2020年05月04日

    現在持ち上がりつつある倉見新駅構想を言い当てる(あくまで本人の希望ではあるが)のは、流石としか言いようがない。

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    Posted by ブクログ 2016年11月05日

    新書判という事もあってか、中々見つけられなかった1冊。
    僕にとっては、久々の宮脇さんの「新刊」でした。このどこまでもクールで、だけどもユーモアに溢れている文章、やっぱり大好きです。

    内容自体は時刻表の魅力を探る読本で、旅行記を主体とする氏の作品群の中ではちょっと異色でしょうか。初版の刊行からすでに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    自分は数字に弱いので推理小説のトリックなどに電車の時刻に関するモノを使われると説明されても結局分からなかったりする人間なのです。そんなわけで時刻表を毎回お求めになる方ってのはどういうトコが面白いんだろう?と思ってたのですが。そうか、こういう楽しみ方もあるんだ〜と思いました。特にスジを実際引いてみる話...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年12月18日

    [ 内容 ]
    新幹線ひかりは東京──新大阪間に何本すれちがうだろうか、東北本線にある空白の1時間の意味は何か……。
    本来見るはずの時刻表を丹念に読んでいくと、そこには超過密ダイヤを軽業師のようにさばくスジやさんの見事な腕前が浮かんでくる。
    ローカル線から通勤列車まで国鉄全線完乗の快挙!
    もしくは怪挙...続きを読む

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