無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
何が“得”で、何が“損”かを意識することで、驚くほど簡単に、人と世界を動かすカラクリが見えてきます。この動きが見えると、ニュースがわかり、ビジネスの戦略が見え、生活は劇的に変わるようになります。 あなたの「お金」は一体どこへ消えたのか?この1冊ですべてがわかる、目からうろこの経済入門書です。
<主要目次>
第1章 経済学って何ですか?
第2章 競争ってすばらしい?
第3章 景気って何ですか?
第4章 経済政策って何ですか?
第5章 個人はどう生活すればいいですか?
第6章 日本経済ってどうなんですか?
第7章 政策、ニュースの正しい見方
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
日本の経済の苦境をわかりやすく解説してくれる本。2010年の書だが、現在でも通用する。この本でも提唱する、財政、金融政策がようやく日銀によって実施されているのだから。
注目点
・自分で考える力を身につけるには、論理的に整理し、理解し、適切なアクションを取る。
・ネットに時間を費やす人は機会費用の低い人。バカだからではない。
・サンクコストは無視しなければならない。
・比較優位説は世界の生産力が最大になるという考えに立つ。
・バカな人に見える人は、あなたにとって、最高の交換相手。
・経営学は競争は悪い→企業の利潤を最大。経済学は競争はいい→社会全体の満足度の合計を最大にする。
・社会全体の満足度は最高でも、企業は困ってしまう状況がある。
・潜在GDPと実質GDPのギャップを埋めるために安定化政策(財政、金融)が必要。小泉政権のときは、この安定化政策が実施されず、潜在GDPをあげる成長政策のみが実施された。
・景気がいいとは、実質GDPが潜在GDPを上回っている状態。
・デフレはギャップ型不況が深刻なときに発生する。
・日本経済が完全雇用にある状況では、物価はゆるやかなインフレになる。フィリップスカーブより。
・消費、投資の現象はストレートに実質GDPを低下させる。
Posted by ブクログ
経済に関する本は今まで多くの本を読んできましたが、なぜこの種の本を読んできたかを振り返ってみると、今の経済状態は自分の生活や会社の業績にどのように影響するのかを理解したいというのが背景にあったと思います。
そのような私に取って、この本のタイトルである”経済は損得で理解しろ”というのは私の興味を惹くには十分であったと思います。難しい内容を分かりやすく書くには本当に理解していないと書けないと言われますが、この本は経済についてわかりやすく解説されていたと思います。
特に、サンクコストの解説において、テーマパーク入場前後でサンクコストを考えるポイントが異なる(p30)というのは、他にも応用出来そうな考え方だと思いました。
わかりやく説明されているこの本の後半部分で、名目GDP成長率(0%)<国債の名目利子率(1.5%)が続くと確実に破綻するとあった(p219)のは最も引っかかったポイントでした。
以下は気になったポイントです。
・テーマパーク入場前は、費用:入場料とアトラクション料金、便益:得られる満足度、入場後は、費用:1回のアトラクション料金、便益:各々のアトラクションから得られる満足度、で比較する(p31)
・八ッ場ダム建設で考えることは、これから完成までにかかる費用(残りの事業費)と、ダムができることによってできる利益、いままでに払った費用は無視(p31)
・意思決定をする場合、機会費用は計算に入れるが、サンクコストを取り返そうという思いを捨てるのが、有利な意思決定をする上でのポイント(p32)
・貿易をすることで、比較優位である財を輸出して、比較劣位である財を輸入することで、お互いが得な状態になる(p40)
・競争があると得をするのは消費者、競争がないと得をするのが企業である(p50)
・給料が上がることで費用と便益があわなくなった企業は、賃金というコスト(費用)が上昇した分、何人かの労働者をクビにすることでその変化に対応しようとするので、結果的に失業者は増える(p63)
・質と値段に還元できないところに特徴をもたせることで、iPodは差別化優位戦略が成功した(p75)
・GDPとは、その年に新たに生み出されたというのが条件、土地や骨董品などの今年作られていないものの取引は、取引による手数料のみがGDPとしてカウントされる(p86)
・1970年代の各国は、インフレが起きる実力不足型の不況に対して、デフレを克服してインフレを起こす、ギャップ不況に対する対策(1960年代まで通用)をしたので効果がなかった(p101)
・ギャップを克服する政策の1つ目は、財政支出(公共事業)の拡大、2つ目は、給付金や減税、3つ目は、金融政策で国内に流通するマネー(現金預金)の量をコントロールする、である(p136)
・デフレが進行しているとは、円の価値が上昇(円高)していること(p131)
・1000万円の土地を800万円の借金(自己資本率:20%、レバレッジ率:5倍)をすると、20%の資産価値の低下で、純資産は100%減少となるということ(p152)
・地価=家賃収入÷(利子率+リスクプレミアム-予想値上り率)であるので、利子率=賃貸収入率(:賃貸収入÷地価)+予想値上り率-リスクプレミアム(予想が外れるリスク)となるので、結果として、預金の利子率と土地の売買による収入が同一になる(p159)
・仕事選びにも応用出来るものとして、収益が安定している業種や技能は、競争が少ない業種やワザであることが多い(p177)
・現状の日本は、実力(潜在GDP)が低下している(実力不足型不況)の上に、体調もよくないギャップ型不況、そのうえに海外経済の悪化というトリプルパンチを受けている(p196)
・デフレ下では、新卒採用を目指す学生や、転職活動中の社会人が不利、給料が下がる可能性の低い公務員は得(p209)
・現在の日本の名目GDP成長率は0%、国債の名目利子率は1.5%、この状態が続くと確実に破綻することになる(p218)
・少子高齢化による労働人口が減っていくのが本当に問題になるのは、女性・高齢者の社会参加が十分に達成された後の話(p243)
・日本の潜在GDP成長率が1.5~2%と言われる根拠は、1)同じ作業や類似の作業の繰り返しにより効率性が向上している、2)機械や技術の進歩により生産効率が上昇している、である(p243)
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用