女はなぜダメ男に魅かれるのか?  日本レンアイ文学のすすめ(1)

女はなぜダメ男に魅かれるのか? 日本レンアイ文学のすすめ(1)

小説・文芸
253円 (税込)

1pt

4.4

「東京ラブストーリー」「あすなろ白書」「華和家の四姉妹」などの数々のテレビドラマ原作、大ベストセラーエッセイ『恋愛論』で知られる漫画家・柴門ふみが、日本の文豪に連綿と受け継がれるレンアイ観を読み説く名作案内。エリートのくせに優柔不断、問題は先送り、草食系に見えて性欲はある男がなぜモテるのか? ツッコミどころ満載の主人公キャラは、作家のキャラそのもの。夏目漱石「こゝろ」、川端康成「雪国」、森鴎外「舞姫」、村上春樹「ノルウェイの森」、太宰治「斜陽」5作品に共通するモテ男のポイントとは? 『恋する文豪』のダイジェスト版 【読了時間 約40min】

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

「日本レンアイ文学のすすめ」シリーズ の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 女はなぜダメ男に魅かれるのか?  日本レンアイ文学のすすめ(1)
    253円 (税込)
    「東京ラブストーリー」「あすなろ白書」「華和家の四姉妹」などの数々のテレビドラマ原作、大ベストセラーエッセイ『恋愛論』で知られる漫画家・柴門ふみが、日本の文豪に連綿と受け継がれるレンアイ観を読み説く名作案内。エリートのくせに優柔不断、問題は先送り、草食系に見えて性欲はある男がなぜモテるのか? ツッコミどころ満載の主人公キャラは、作家のキャラそのもの。夏目漱石「こゝろ」、川端康成「雪国」、森鴎外「舞姫」、村上春樹「ノルウェイの森」、太宰治「斜陽」5作品に共通するモテ男のポイントとは? 『恋する文豪』のダイジェスト版 【読了時間 約40min】
  • 男はなぜ魔性の女に堕ちるのか?  日本レンアイ文学のすすめ(2)
    253円 (税込)
    「東京ラブストーリー」「あすなろ白書」「華和家の四姉妹」などの数々のテレビドラマ原作、大ベストセラーエッセイ『恋愛論』で知られる漫画家・柴門ふみが、日本の文豪に面々と受け継がれるレンアイ観に突っ込む名作案内。わがまま、女王気どり、男好き、激しい性格だけが魔性の女とは限らない。病弱の美少女もまた、文豪たちにとっては大好物なのだ。モテ女の秘密は何か? 谷崎潤一郎「痴人の愛」、堀辰雄「風立ちぬ」、山本周五郎「おさん」、石原慎太郎「太陽の季節」、武者小路実篤「友情」の5作品。『恋する文豪』のダイジェスト版【読了時間 約40分】

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

女はなぜダメ男に魅かれるのか? 日本レンアイ文学のすすめ(1) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    柴門ふみが明治・大正・昭和の“往年の名作”をぶった斬る痛快エッセイ。

    どんな著名な作家であろうと、その作品が名作ともてはやされていようと、魅力がないと思えばバッサリと斬って捨てるし、面白い素晴らしいと思えばどこがどう良いか理由とともに述べられており、分かりやすい。

    そして、“文豪”と呼ばれる作家たちもその私生活や人間性は結構しょーもなかったりするんだな。
    結局人間のエゴとか業とか、男と女の惚れた腫れたは100年経っても変わらない。

    それにしても、当時の文学って今の小説よりも展開も描写も格段に激しいよね……。
    現代では官能小説や昼ドラの世界でしか描かれない人間関係のドロドロや性描写が、臆面もなくバンバン出てくる(イメージ)。
    リアルの世界では、こと恋愛や結婚に関しては今よりずっと“堅苦しい”時代であったはずだから、一般庶民は小説の世界で欲求を満たしていたのであろうか。

    0
    2014年10月04日

    Posted by ブクログ

    「恋、と書いたら、あと、書けなくなった。」

    何度目だろう。また性懲りもなく恋をした。
    太宰治の言葉に。

    読んで数分ぼうっとただただその言葉にとりつかれる
    これほど贅沢な恋があるだろうか。


    「あさましくてもよい、私は生き残って、
     思うことをしとげるために世間と争っていこう。」

    「戦闘、開始、恋する、すき、こがれる、本当に恋する、本当にすき、本当にこがれる、恋しいのがしようがない、すきなのだからしようがない、こがれているのだからしようがない。」

    軽やかながらサイコ。
    それでもかず子は一旦は上原とうまくいっちゃって
    (あ、デジャブ)

    「『しくじった。惚れちゃった』
    とそのひとは言って、笑った。」

    名文過ぎて涙が出る。ううううううう
    こんな台詞言っちゃう人ならば、
    騙されてもいいと思う。私も。


    頭がよく(でも本当はダメ男)
    こんな台詞をしゃあしゃあと言えて
    で、捨てられる。

    かず子は、私ですか?ってね


    でも、捨てられてもいいと思える男なんだよね
    これが見る目がないと所以か。


    ちなみに。

    村上春樹の描く男性に嫌悪感を(改めて)抱いた。
    大嫌いだ。本気で。

    「それにしてもワタナベくんはやたらモテる。(中略)
     大してハンサムでもないくせに」
    「困っていると信じられないくらい優しい言葉をかけてくれるくせに、
    平気で半年も連絡をくれなくなってしまう。」
    「ワタナベくんのようなその場しのぎの優しさ男が、
    じつは女を一番傷つけるのも事実だ。」


    いるんだよ、こういう男。本当に。
    更に「結局ワタナベくんて御身が大事、
     自分がイチバンの人間なのである。
     自分が傷つかないように生きることが人生最大の関心事であり、
     自分を傷つけない女性にしか近づかないし、
     女性に好かれるために女の喜ぶような言葉しか口にしない。
     でも、そんな人間が本当の愛を手に入れることが出来るのであろうか。」

    できないと思います。ええ。
    本当の愛?
    そんなブザマなことはかっこ悪くて求められないんだよね。
    そんな態度が逆にダサ。

    「ワタナベくんはブザマな格好を女に笑われたりは絶対、しない。
     そのための努力なら死に物ぐるいでやりそうだ。」

    見栄っ張りでプライドが高い。
    太宰と村上春樹の描く男の違いはここではないのかな、
    とか思う。

    どっちも騙されてはいけない男のタイプではあるのだけれど、
    まだ太宰の方がかわいげがあるというか、
    憎みきれない感じがするのよね。

    好みの問題かな・・・・・

    で、そこで登場するのが薫クン(!)ですよ!!!
    庄司薫と村上春樹が似てる?やれやれ(www)

    「『赤頭巾ちゃん気をつけて』の薫クンもまた傷つくことに敏感であったが、
    彼は足の親指の爪をはがしたブザマな恰好で
    自転車をこぐシーンを女に笑われても、
    でも頑張っちゃう可愛らしさがある。
    ガールフレンドの由美ちゃんと、マジでケンカして腹も立てる。」


    だって薫クンは「かなり知的で誠実でいい奴なのだ」から!

    世界に頑張って丸をつけ続けようとする薫クン。
    世界を信じようとした薫クン。
    でもちょっとヤサグレる薫クン。
    でも『赤頭巾ちゃん』の絵本を買いにゆく幼い少女との交流で
    我を取り戻す薫クン。
    由美ちゃんとの仲直りで
    「言いたいことが山のようにあったけれど、
    何をどう言ったらよいのか分からなかった」薫クン。
    そして「由美のやつがもうなにも気をつかったり心配したり嵐を恐れたりなんかしないで、無邪気なお魚みたいに楽しく泳いだりはしゃいだり暴れたりできるよう」に「海のような男になろう、あの大きな大きなそしてやさしい海のような男に」なろうと決心する薫クン。

    ステキ!!!!なんてステキ!!!!!!!!
    やはり庄司薫は読みつがれるべき青春小説の古典だわ!!!!!


    と言うわけで、結論。
    太宰(でもこれにはどうしても惹かれてしまう)にも
    村上春樹的主人公(マジで騙されないようにしよう)にも決別をして
    自分にとっての薫クンを探そうと思いました。
    いまどきいないか。いやいや、頑張る。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    日本の古典名作を恋愛の観点から読み解く内容です。
    今まで敬遠しがちだった純文学ですが、原文も紹介されていて読んでみようかなという気になります。
    「文豪」といえど男、なかなかマニアックであったことに驚きです。

    0
    2017年02月19日

    Posted by ブクログ

    恋愛をテーマに、おもしろ分かりやすく書いた文学論。
    名作って難しそう・・・と、読みたいけれど躊躇している
    人のとっかかりとしては良いのでは。
    今も昔も恋愛ってそんなに変わらないのかなぁ・・・
    なんて思ってしまいます(^^;

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    『友情』から『不如帰』まで24作品が取りあげられている。柴門ふみが現時点の感覚で受け止めた作品の印象を遠慮なく綴ったもの。読むのに苦労したという感想もあるので、この幅広いチョイスは編集者側の指定だろう。

    未読の作品は『恋人たち』『草の花』『不如帰』の3篇だったが、その他の作品も「かつて読んだ記憶がある」という程度。自分が読み込んでいる『こころ』の解釈では気になる部分もあったが、さらりと読むぶんには個性的な切り口でそれなりに楽しめる。
    『赤ずきんちゃん気をつけて』がなつかしかった。

    作品の引用箇所のセンスがいい、と思った。 

    0
    2009年10月04日

女はなぜダメ男に魅かれるのか? 日本レンアイ文学のすすめ(1) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

カドカワ・ミニッツブック の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

柴門ふみ のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す