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Posted by ブクログ
1994年第16回小説推理新人賞 受賞の
「眠りの海」を含む短編5編
アンソロジー「短編学校」で 「エースナンバー」を
一編読んでいるけれど ほぼ初読みの作家さん
ミステリーに分類されるかとは思うのですが
身近な死をめぐる深層心理に踏み込むような
ストーリーで 素敵な短編集だなと思います
「眠りの海」
ミステリーとしては 見知ったトリックで浅いかなと思いはしますが、書きすぎない少女の気持ちとか あまりにわかろうとしない男性教師の生き方とか ちょっと良い
ラストの失わせた者からの救いみたいなやつが
お洒落だなと思う
他4作も 密やかな殺人というような
死を意識しながらの日常というような
語りが静穏で冷たい雰囲気が好み
なのだけど、まだ読み終わっってさほど時間も経っていないのに ストーリーが混戦するんですよ
私の責任なのかな
雰囲気が似ているからかなあ
村上春樹チルドレンと評される事もあるようですけど この1作ではわからないです
最後の「彼のひそむ場所」は 村上春樹氏が高校生活をこんな風に書きそうという感じもしますが
もう少し読まないとですね
Posted by ブクログ
一番、心に残った作品は「蝉の証」でしたが、印象に残った作品は「瑠璃」でした。
自分が今まで思っていた自分とは違う・・・。
自分の中の変化に気づいてしまった女の子の話です。
できれば、変わらない、穏やかな、見知った世界で生きていたい。そう思うけど、実際には、新しい友達ができたり、恋をしたり、大切な人がいなくなったり、いろいろな変化が、常に周りで起きている。
その変化についていける内はいいけど、ついていけなくなってしまう時もあると思う。
でも、ついていけない変化が起きても、それは自分が自分でいるために、一歩成長するために、必要な変化でもあると思う。
そんな時にゆっくりでもいいから、自分を見つめて、ありのままの自分を受け入れられるようになりたいと思った小説でした。
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小説・文芸
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