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ひとつの手を選ぶことは、それまで考えた手の大部分を捨てること。史上初の七冠独占を25歳で成し遂げ、その後も記録を塗りかえ続ける天才棋士、羽生善治。彼の強さの秘密は、意識的に過去の経験やアイディアを「捨てる」ことにあった!著者曰く「豊富な経験と知識はプラスに働くこともあれば、反対に新しい発想をする際には、先入観なしに物事を見ることを阻んでしまう。これを克服するためには、思いきって自分の経験や知識を捨てて考えること。“捨てる”には未練が残ることもあるが、記憶も前例も意識的に、手放さなければ新しい発想を得ることはできない」と語る。本書では「忘れることは、次に進むための大事な境地」「創造的な思考をする際に、記憶は足を引っ張る」など、40歳を過ぎてなお進化し続ける最強頭脳の真髄に迫る。『羽生善治の思考』を再編集。
...続きを読むPosted by ブクログ 2023年12月23日
読み進めるごとに、「なるほど」と気づかされる内容ばかり。
特に、ツキやバイオリズムはあるけども、それに深く関わらない方がいいという考え。
ツキを逃げ道にしてしまうという考えには、はっと気づかされた。
「ツキを追い求めるよりも自分を信じて努力すること」という言葉の通り、その日の運に一喜一憂するの...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月06日
あらゆる原則を将棋で体現した一冊。
以下メモ。
新しい型は実践で試して負けないとマスターできない
将棋ら白黒つくからPDCAが回しやすい
真似から理解へのステップは創造力を培う基礎力になる
過去に選択しなかったことに対してなぜか楽観的になる
たくさんの選択肢から選ぶと後悔する
美しい棋譜を残した...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月06日
短い文章の中に珠玉の言葉が詰まっている一冊。「将棋とは…」を自分の仕事や置かれている状況に置き換えるとグサッと突き刺さってくる。
「勝敗を決するのは、高いテンション、自分への信頼、分が悪い時に踏みとどまる根性」
マイナス面に打ち勝てる知性、自分自身をコントロールする力を同時に成長させていかないと、経...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月09日
基礎的なことができていれば、方向を間違った時や誤った時に修正がききやすい。
勝った負けただけで判断すると、非常に広がりのない世界になってしまう。
洗練されるとはどういうことか。それは無駄をなくすこと。
3割の敗戦のなかに、色々なヒントや、自分のすすむべき方向が隠れている。
年齢を重ねると知らないうち...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月15日
羽生さんは、頭のいい人だと思っていたが、それだけでなく直感がすぐれていて、決断力がある人だとこの本で知った。将棋は、沢山の手の中から、非常に短い制限時間内に最適な一手をささなければならない。
この本に書かれていることは、我々が日頃制限時間の中で仕事をさばいていくことに関して、参考になりそうな気...続きを読む
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