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Posted by ブクログ
こんな風に 屁理屈を 論理的に説明しているにも
かかわらず、情けなく やり込められてしまう
哲学教授 が 定年を前後の 心境を 論理的に
屁理屈を 組み立てる。
やはり、助手とのやりとりが 楽しかっただけに
それが なくなったことが なんとなく 寂しい。
それでも、屁理屈を 重ねつづける 意欲は
衰えていないのが 頼もしい。
その分だけ 奥さんが 悪妻ぶりを発揮して、
ますます 意気軒昂なようで いい感じである。
奥さんが 巨大化して、土屋名誉教授は
小さくなっていくのである。
責任をめぐっての考察が、自己責任を
叫ばれる中で 重要な考察と言えそうだ。
1944年生まれであるので、当分 土屋エッセイは
紡がれていくと思われる。
Posted by ブクログ
読書録「不要家族」3
著者 土屋賢二
出版 文藝春秋
p69より引用
“残念なのは、後に入る人には、どれだけ苦
労して掃除したかが分からず、たんに「薄汚
い部屋だ」と思われてしまうことだ。”
目次から抜粋引用
“箱の作り方
お別れの挨拶
品のいい名乗り方
根拠の無い自信
話のズレ方”
哲学者でエッセイストである著者による、
日々の些細な事を複雑に考えて著したエッセ
イ集。
箱の手作りについてから会話の方向性につ
いてまで、ウィットに富んだ話が盛り沢山で
す。
上記の引用は、著者が大学を退職して部屋
を去ることになったことについて書かれた話
での一文。
世の中、誰かが何かをしてくれているという
ことは、殆ど目に見えないものなのでしょう
か。目に見えているけれど、何とも思ってい
ないだけかもしれません。
大学を退職してからも、周囲の人との付き
合いに苦悩する日々を送られているようで、
なによりです。これからも面白い話を、聞き
続けることが出来るでしょう。
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