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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ロックンロールの言葉にならない怒りを言語化したものが、ロックだ!「約束の地‐The Promised Land‐」をキーワードに、アメリカの移民史とロック史との関係を、音楽社会学の視点から読み解く。
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Posted by ブクログ
ロックンロールから「ロック」へ変容したことが気になって。「ロック」はロックンロールの型に怒りを乗せたものだという、そして70年代半ばでロックは死んだ。ああ、なんだかとても納得。ロックへの愛溢れる一冊。良書!
ロックとは何か?この質問に対する答えはその文脈によって異なると思う。音楽のジャンルとしては今もロックは人気を集めていると言えるだろう。バンド=ロックと言ってしまってもいい。しかし精神的な意味でのロックを体現しているグループ、曲は現代にあるのだろうか。よくロックは死んだと言われるがその言葉の意味する...続きを読むところは何なのか。この本はその疑問への解答を模索している。大筋としてはエルディス・プレスリーからビートルズ、そしてボブ・ディランという流れの中でロックンロールはロックに変化した。特に筆者はボブ・ディランの存在を重要視している。また60年代という期間がロックと強く結びついている。一言でいえば既存の価値観への反抗がロックだと言えるだろう。ただそれだけでまとめてしまうと実際とはかけ離れている気がする。ロックは音楽としても文化としても興味深くいろいろな文献を読んで考察を深めたい。
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ロックンロールからロックへ : その文化変容の軌跡
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