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Posted by ブクログ
あと少しの忍耐 PATIENCE
女子高時代の同窓会に出席した美羽。そこで本当に会いたかった、そして会うのが怖かったオカザキの出会う。彼女との過去を振り返っていく。
そしてオカザキからは過去の答え合わせが返ってくる。
今現在、付き合っている彼氏の修司とはセックスレスで、少し寂しい想いをしていたのだが、オカザキと話が出来てよかった美羽だった。
それでも前へ進め ADVANCE
出来の悪い後輩にいつも苦しめられてた陽子は恋人の隆一に後輩の愚痴を言える仲だったのだが、隆一も陽子の後輩だ。陽子のしっかりしたところを好きになったはずだったのに最近は陽子のダメ出しに隆一はうんざりしていた。仕事も忙しくなかなか会えない間に、別れ話が進行する。そして隆一の家に陽子のものを取りに行った時、相手が誰だか判明する。隠してくれる優しさもない男か~…。
あなたのための秘密 SECRET
恋人とはいいセックスが出来ないアキは内緒で藤木と付き合っている。でも篤志の事は本当に好きなのだ。
ある時、クリーニングの配達で篤志の秘密を知ってしまった。
お互い様なのかも知れない。
そしてアキはまた藤木に連絡を取るのだ。
最後の一線 MORAL
千沙ちゃんと弟の勇希とミズキ。微妙な関係だった。
最初は弟の彼女が弟とどのように愛し合うのかがきになるだけだったのだが、女同士の気安さから千沙を落として、勇希に知られないように付き合うようになる。彼女は手に入れたのだが、弟は決して手に入らない…。
これでおあいこ FORGIVENESS
兄弟で暮らしている志保の元に従兄弟の博也が数日間泊りに来る。博也は昔、兄のエロ本を見て示威行為をしているところへ偶然で出くわし、ひどく責めて殴ったことがあった。
それが博也が居候することになった時、志保のその行為を博也に見られてしまう。
博也はそのことで少し性的不能になってしまった事を涙ながらに話し、志保は心から反省し、二人は最後までいたしてしまうのだった。
言葉はいらない CONVERSATION
姉と一緒に同居していたユーリ。姉の海外赴任のために、二人きりで暮らすことになってしまった。
最初は反発しあっていたのだけれど、徐々にお互いを思うようになる。
しかし、別れは訪れるのだが…。
って、ユーリって?!?!?
不死鳥の羽ばたき INDEPENDENCE
滝田から、彼の庇護から羽ばたきたかった自分は、滝田がタヒチに行っている間に入れ墨を入れに行った。胸元と足首に不死鳥の模様を刻む。タトゥーアーティストに自分を開放してもらう。さぁ、滝田が帰ってきたらなんて言うだろう…。
聖夜の指先 GIFT
付き合っている男に騙されて、AVに出演した夜、行きつけの美容師さんのヘッドスパに救われる。こういう女の子にはもっと、賢く生きて行って欲しいな…。
哀しい生きもの LIFE
元出版社に勤めていた咲子は今は飲み屋のママをしている。そこで元同僚に売り出しの作家を紹介されて、のめり込んでいくのだが、その作家は実体験を小説にし、咲子のことでさえ利用していたことを知る咲子。そして、ついに泥沼までを再現しようとするその作家なのだが…。
ひとりの時間 LONELINESS
お互い自由業の俊晴と弘美。お互いの立場が分かるから上手く行っていたのだが、一緒に暮らしてから上手くいかなくなった。原因は弘美があまりにも自分を気にしすぎなくなったからだった。
やせようと頑張っている弘美だったがある時、俊晴が出会い系サイトに登録している事を知ってしまい、ショックを受ける。
罪の効用 MODESTY
会社でのパワハラにひどく疲れ果てていた奈々子は、同棲していた恋人とも別れていた。そんな落ち込んでいるところへ年若い叔母の玲ちゃんがグアムへ行くというメールが届く。最愛の夫が居るのに夫一人では満足できない叔母の玲ちゃん。
奈々子は玲ちゃんの自宅に行き、旦那さんの清志さんを落とそうと画策する。
誰も知らない私 REBORN
心療内科に努めている冴子のもとにEDの男の人が診察にきた。冴子は親身になってアドバイスをする。
数年後、その彼が女性専用のマッサージ専門店を開店させていて、そこに海外赴任前になる冴子が訪れるのだが…。
冴子の鈍感なところがとてもかわいかった。
この本の中でこの話が一番好き。
再読でした。
あとがき AND THEN...
Posted by ブクログ
同名の曲、Daryl Hall & John Oatesが歌っていたように思います。
男女の仲にセクシャルな要素は避けて通れない。でも男の側はその部分に対する考えはぞんざいで乱暴。
作者自身の後書きで、「この短編の中で女性たちはみな自らの性に罪悪感を覚えている。…中略 …私だけかと思っていたらいっぱいメールや手紙をいただいた」「肉体を伴わない恋愛なんて花火の上がらない夏祭りのようなものだ!」
編集者(女性です)は、
「いつか何かのはずみで村山由佳さんとエッチしちゃうかもなぁ」と解説の冒頭に書いています。
いわゆるエロ本ではないですがその辺のエッセンスが詰まった本です。12本の短編を集めたものになっているのでさらに凝縮感があるんでしょう。
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