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Posted by ブクログ
時々、誰かに知恵を授かりたいなぁ、と思うことがあって、そんな時思い出す人は美輪明宏さんと、五木寛之さんだったりする。お二人ともいくつになっても聡明で、おごらず、言葉に含蓄がある。
「林住期」というタイトルから“臨終”を想像するが、まったく逆である。人生後半の50歳〜75歳までこそ、輝かしい黄金期だと説く。満を持してジャンプする時期だと。「できれば生活のために働くのは五十歳で終わりにしたい。社会への義務も、家庭への責任も、ぜんぶはたし終え自由の身として五十歳を迎えたい」この言葉は若い人にも希望を与えるのではないか。なんとか五十歳までは頑張ろう! というエールにもなる。
そのためにどういう心持ちで生きていったらいいか‥ひとつの指南をしてくれる。
「鬱という字は、草木が勢いよく茂るさま」でもある、と。林住期は枯れ期ではない。生い茂る時代ということかもしれない。
Posted by ブクログ
古代インドは人生を4区分する。学びの学習期、働きの家住期、そのあとに林住期と遊行期を迎える。定年後は林住期の時期にいる。気持ちが落ち込み生気を失いがちだ。五木氏はそうではなく、新しいスタートだという。それまでの、学校、家庭、会社、社会にしばられてきた生き方をリセットして、本当に自分がやりたいことを始める時期だ。趣味、社会奉仕、大学再入学等々いろいろあるはずだ。▼わたしも、その考え方に同意する。会社や社会や家族にしばられた考え方でなく、本来の自分自身の考え方で生きる。そんな時期だと思う。言葉通り林の中で静かに生きるのもよい。▼本の最後に解説者の立松和平氏が、林住期に重要なのは、「放下」であると説いているのが印象的だった。▼追記;本文に紹介のあった、釈尊の呼吸法(大安般守意経に学ぶ)村木弘昌著を読んでいるが、面白い。
Posted by ブクログ
五木寛之さんのエッセイはいくつか読んでいます。
最近は「百寺巡礼」の旅をしています。
石山寺、瑠璃光寺、観世音寺、興福寺、崇福寺に行きました。
寺を巡る紀行文とこの本とは内容に関連があります。
マイミクさんの日記でこの本のことを知り、読みました。
古代インドでは、「四住記」という考え方が紀元前後に生まれたということです。
林住期とは年齢では50歳から75歳までを指します。
25歳までは「学生期」といい、勉強中の時期です。
50歳までは「家住期」といい、家族をつくり、働き、子どもを巣立たせる時期です。
75歳からは「遊行期」といい、死を見つめて生きる時期です。
「林住期」の生き方は「必要」ということから離れ、興味本位でやるということです。
報酬とビジネスを無視してやることが大切といいます。
耐用期限を過ぎた心身を労りながら、楽しんで暮らすのが理想です。
林住期に学生に戻るのも一興です。
そうありたいものですが、林住期のわたしたちは子育てを終えていません。
子どもが自立し稼ぐようになっていればよいのですが、就職難やリストラもあり、そう簡単に現役引退ができない現状があります。
ただ、気持ちだけは「林住期」の意識を持って生きていきたいと思います。
Posted by ブクログ
2007年06月20日 19:16
五木さんの本は、あまり読んだことがありませんが、
22歳で読むのには早いかな。と思いつつ、読んでみました。
文字も大きく、行間も広く、大変読みやすい本です。
別に、林住期の人が読まなくてもいいそうです。若者でも。
ところどころ出てくる偉人たちの言葉の引用が、良いです。
この本に書かれていることを実践するのには、
著者の五木さん自身も、現実的にはなかなか難しいとか、お叱りをうけるだろうと書かれていますが、
この本の通りに林住期を過ごせたら、かなり幸せではないでしょうか。
生き方の一つの提案みたいな感じな本だと思いました。
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小説・文芸
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